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重大ニュース(平成31/令和元年度)

パワーアカデミー主催の第2回電気工学教材コンテストにおいて2作品が優秀賞を受賞しました

news 2020-03-19 Denki Kougaku Kyouzai Contest Yuushuushou

 パワーアカデミーが主催し電気学会が協賛している「第2回電気工学教材コンテスト」において、総合理工学科電気電子システム系4年生の井口瑠奈さん、福田有沙さん、細井伊吹さんらのグループが、優秀賞を受賞しました(左の写真)。
 本グループの作品は、4年次の全系横断演習Ⅱ(前期)で実施した内容です。
 3人で役割を分担し、演習に真剣に取り組んだ結果、本賞を受賞することができました。
○作品タイトル:「回路マーカーを用いて中学で習う電気回路を理解しよう」(講義プログラム)
 参加者:井口瑠奈、福田有沙、細井伊吹、西尾公裕(指導教員)

news 2020-03-19 Denki Kougaku Kyouzai Contest Yuushuushou

 また、電気電子工学科5年生の小川早紀子さんが、優秀賞を受賞しました(左の写真)。
 小川さんは昨年度に引き続き、2年連続で優秀賞を受賞することになりました。
○作品タイトル:「センサを用いて日常の光情報や音情報を見える化しよう!」(講義プログラム)
 参加者:小川早紀子、西尾公裕(指導教員)

 「第2回電気工学教材企画コンテスト」の募集は以下のとおりでした。
応募資格:高等専門学校本科生・専攻科生、大学生、大学院生
募集教材のテーマ:「電気・電力の見える化」を題材とした教材の募集
対象年齢:中学生

news 2020-03-19 Denki Kougaku Kyouzai Contest Yuushuushou

「回路マーカーを用いて中学で習う電気回路を理解しよう」について
 本作品は4年次の全系横断演習Ⅱ(前期)で取り組んだ内容です。
 回路マーカーは、専用の用紙に銀(Ag)で線を描くことができます。
 回路マーカーで回路図(配線)を描くことで、その線に電気が通ることになります(左の写真)。
 使ってみるととても不思議で、さらに応用性のありそうな回路マーカーを用いて講義プログラムを提案しました。
 回路マーカーで描いた回路図に、電流計や電圧計やLEDなどの電子部品を接続することで、電気が見やすくなり、電気回路の理解を深めることが可能になると考えました。
 また、副教材として、中学生らが電気回路に興味を持つように、オームの法則や各種回路の説明資料も作成しました。
 教材に関する資料などを作成して、令和元年9月にパワーアカデミーに提出し、このたび優秀賞を受賞することになりました。
 審査員のコメントから、回路マーカーを用いた新規性、回路マーカーを用いることで多くの中学生の電気回路や電子部品への理解が深まることが期待できる点が、高く評価されていました。
 今後は、提案した講義プログラムを近隣の中学校で実施したいと考えています。

news 2020-03-19 Denki Kougaku Kyouzai Contest Yuushuushou

「センサを用いて日常の光情報や音情報を見える化しよう!」について
 光センサや音センサの電気信号を見える化して、電気電子工学について学習するための講義プログラムを提案しました。
 ディジタルオシロスコープを使って、センサや電子回路の信号を波形として見える化すること(左の写真)で、科学・工学(電気)に興味を持ってもらえると考えて提案しました。
 教材に関する資料などを作成して、令和元年9月にパワーアカデミーに提出し、このたび優秀賞を受賞することになりました。
 審査員のコメントから、副教材を含めて理解しやすく、中学生でも楽しくできるように配慮された内容である点が、高く評価されていました。
 今後は、提案した講義プログラムを近隣の中学校で実施したいと考えています。

 (指導教員:電気電子システム系 西尾教授)

本科生3名が溶接学会中国支部奨学賞を受賞しました

news 2020-03-18 Yousetsu Gakkai Chuugoku Shibu Shoureishou

 3月18日(水)付で、電子制御工学科5年 池田 航くん、小笠原瑠耶さん、土井愛加さんの3名が、溶接学会中国支部奨学賞を受賞しました。
 本奨学賞は、令和元年12月12日に開催された溶接学会中国支部学生発表会で口頭発表し、学業や他の研究発表実績なども考慮して推薦された学生のなかから、企業技術者と大学教員から構成された選考委員会と幹事会での審議を経て、このたび受賞が決まったものです。
 他の受賞者は、広島大学などの大学院生のみで、本校本科生からは3年ぶりの快挙となります。

 発表会では、かなり高度で厳しい質問が飛び交い、学内での発表とは次元の異なった本物の体験ができたことは、今後、大学または企業でさらに上のレベルを目指す3名には良い刺激になったようです。

news 2020-03-18 Yousetsu Gakkai Chuugoku Shibu Shoureishou

 発表のテーマは、以下のとおりです。
〇池田 航「落下物に対する膜天井の破壊強度に関する研究」
〇小笠原 瑠耶「フレキシブル有機EL素子の座屈損傷に及ぼす層構成の影響」
〇土井 愛加「有機EL素子構成薄膜の座屈損傷に及ぼす密着力の影響に関する研究」

 写真は、上段が12月に広島大学で行われた発表会後のようす、下段が受賞の盾を手にした池田くん、小笠原さん、土井さんです。

 (指導教員:電気電子システム系 小林教授)

クライミング同好会の学生が岡山県高体連登山部優秀選手賞を受賞しました

news 2020-03-01 Koutairen Tozanbu Yuushuu Senshusho

 クライミング同好会の機械システム系3年の岡田舜良くんと武田小夏さん、情報システム系3年の名合友くんが、令和元年度岡山県高等学校体育連盟登山部優秀選手賞を受賞しました。
 第9回と第10回の全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会、第74回国民体育大会本大会スポーツクライミング競技へ岡山県代表として出場した成果などが、岡山県高体連登山部の発展に大きく寄与したと認められたものによります。
 本人たちはもとより、クライミング同好会の頑張りが表彰されたことでもありますので、コーチの方々とともに指導教員としてとてもうれしく思います。

 (指導教員:電気電子システム系 嶋田准教授)

大連東軟信息学院との交流協定を再署名を行いました

news 2020-01-06 Dairen Tounan Shinsoku Gakuin Kouryu Kyoutei Saishomei

 1月6日(月)、杉山副校長以下4名が、交流提携校である大連東軟信息学院を訪問し、交流協定の再署名を行いました。
 大連東軟信息学院と津山高専とは2008年に交流協定を締結し、すでに11年の交流実績があります。
 協定は数年ごとに見直し確認することになっており、今回はさらなる交流の拡大と発展を目指して、再署名することとなったものです。

全国高専デザコン・プレデザコン部門で最優秀賞と特別賞を受賞しました

news 2019-12-24 Pre-DesginCont

 12月7日(土)・8日(日)に、東京で全国高専デザインコンペティションが開催され、3年生以下を対象としたプレデザコン部門で、電気電子システム系3年 前田晃菜さんと情報システム系3年 福見結さんの製作した作品が、「最優秀賞」と「特別賞」を受賞しました。

「Collon」最優秀賞(科学技術振興機構理事長賞)
「発条の奴」特別賞

 写真は、最優秀賞の盾と2枚の賞状を持つ2人です。

 プレデザコン部門の課題は、『落下時の衝撃を吸収するシェルターを3Dプリンターを使って造形する』というもので、これを全系横断演習の授業で機械システム系のテーマとして取り上げました。
 受賞した作品は、その中で彼女たちが製作したものであり、異なる系の学生たちが力を合わせ別の系のテーマに挑み成果を出すことができたという、非常にうれしい結果となりました。
 彼女たちには、これからも分野の垣根を超えた活躍を期待したいと思います。

 (指導教員:機械システム系 塩田教授)

総合理工学科3年生が第2回日タイ科学技術シンポジウムでベストポスター賞を受賞しました

news 2019-12-20 Best Poster Sho

 12月10日(火)、タイ王国プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール(PCSHS)ブリラム校において行われた第2回日タイ科学技術シンポジウム※で、総合理工学科先進科学系3年の宮本将宜くんが、ベストポスター賞を受賞しました。
 研究発表のテーマは以下の通りです。
○Masanobu Miyamoto, Akito Suzuki, Kazuaki Hiroki, "Improvement of mechanical strength of polyacrylamide gel: Drastic effect of adding cellulose nanofiber"

 写真は、PCSHSブリラム校から贈られたトロフィーと賞状をもつ宮本くん(左)と一緒に研究をしている鈴木暁士くん(右、彼もタイで発表)です。
 この受賞を励みに、今後もさらに研究に邁進してくれるよう期待します。

※ PCSHSブリラム校との国際交流事業の一環として、国際交流協定締結に先だって2018年から開始されたシンポジウムです。

 (指導教員:先進科学系 廣木准教授)

Homingビジネスプランコンテスト2019において情報システム系4年生が「つやま産業支援センター賞」を受賞しました

news 2019-12-14 Homing Business Plan Contest 2019

 12月14日(土)に、「Homingビジネスプランコンテスト2019」において情報システム系4年生の福島翔吾くんが、「つやま産業支援センター賞」を受賞しました。
 このコンテストは、津山高専技術交流プラザ参加企業の一つ、レプタイル株式会社が関係するコンテストです。
 津山・美作地域で新たにビジネスに挑戦する創業希望者や起業家精神を持った学生、地域課題を解決するコミュニティビジネスで起業を目指す者を、発掘し支援することを目的としています。
 一次審査を通過してファイナルステージに進出した福島くんは、津山市大田のペンタホールにおいてプランを提案し、「つやま産業支援センター賞」を受賞しました。

news 2019-12-14 Homing Business Plan Contest 2019

 提案したプランは、高校生年代の若者が通う学校の数が多いにもかかわらず、相互に連携する機会が少ない津山市に高校生コミュニティを作り、地域を活性化させようというものでした。
 福島くんは、地域のいろいろな活動に積極的に参加している学生です。
 津山・美作地域の方にいろいろとお世話になる機会が多いと思いますので、これからも彼をよろしくお願いします。

 (情報提供教員:情報システム系 大西教授)

タイ王国プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールブリラム校と国際交流協定を締結しました

news 2019-12-13 PCSHS Kokusai Kouryu Kyoutei

 12月13日(金)に、タイ王国プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール(PCSHS)ブリラム校サックランシャン校長が来校され、磯山校長と学術交流協定書にサインする調印式を執り行いました。
 以前より本校からブリラム校へ学生を派遣し、交流を図ってきており、これにより2校間での国際交流がより促進していくことになりました。

news 2019-12-13 PCSHS Kokusai Kouryu Kyoutei

 今回はタイ政府教育省基礎教育局(OBEC)卓越科学教育課プリワットディレクターも出席され、調印式は無事終了しました。
 来校されたサック校長、教員1名およびプリワット氏は、終始友好的な雰囲気のなか、学校・寮を視察され、タイから本校に留学している学生との交流も行いました。

専攻科生が電気学会電力・エネルギー部門大会でYPC奨励賞を受賞しました

news 2019-09-04 Denki Gakkai YPC Shoureisho

 電気学会電力・エネルギー部門では、若手研究者のポスター発表を対象としてヤング・エンジニア・ポスター・コンペティション(YPC)をおこなっており、29歳以下のポスター発表者のうち優れた発表者が「YPC奨励賞」に選出されます。
 9月3日(火)~6日(金)に、広島工業大学で開催された令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会で発表した専攻科機械・制御システム工学専攻2年の宝官花さんは、大学院生や若手研究者など80名以上の発表者のなかで優秀な発表と認められ、YPC奨励賞を受賞しました。
 発表題目は次の通りです。
○宝官・桶・山田:「全天空放射輝度の分布特性を考慮した散乱日射推定モデルの提案」
 宝官さん以外の受賞者は大学院生ばかりですから、高専生・専攻科生としてとても立派なことです。
 今回の受賞は、今後の学生生活において大きな励みになるのではないかと思います。
 写真は賞状を持って喜ぶ宝官さんです。

 (指導教員:電気電子システム系 桶准教授)

システム研究部のチームが高専ワイヤレスIoT技術実証コンテストに採択されました

news 2019-06-29 Kosen Wireless IoT Contest

 総務省が主催する「高専ワイヤレスIoT技術実証コンテスト」の「5G活用部門」に、システム研究部のチームが採択されました。
 本コンテストは、全国の高等専門学校の学生を対象に、第5世代移動通信システム(5G)およびワイヤレスIoTの関連技術を活用することによって、地域課題の解決や新たなサービス創出を図るアイデアを公募したコンテストであり、採択された高専は実際に支援を受けながらシステムを作成し、ワイヤレスIoT技術実証を行います。
 審査は1次審査(書類審査)および2次審査(プレゼン審査)の結果により決定されました。
 今年は全国高専から77件の応募があり、このうち18件が2次審査に進み、最終的に10件が採択されました。

news 2019-06-29 Kosen Wireless IoT Contest

 本校システム研究部の1チーム(4年情報システム系の末田貴一くん、4年情報システム系の山縣朋生くん、2年情報システム系の谷本要くん)が、2次審査を通過し実証実験のチームとして採択されました。
 実証実験の内容は「余っている計算リソースをシンクライアントや貧弱なハードウェア等でリアルタイムに活用し経済効果を生み出すためのリソース共有プラットフォーム」となっています。
 写真は、6月29日(土)に東京で開催された2次審査でプレゼンを行うチームのようすです。

 (指導教員:情報システム系 寺元貴幸教授)

クライミング同好会学生が国民体育大会本大会への出場決定しました

news 2019-06-23 Kokutai shutsujyo

 6月22日(土)・23日(日)と松江市で開催された第74回国民体育大会中国ブロック大会スポーツクライミング競技へ、クライミング同好会会員で3年機械システム系の岡田舜良くんが、岡山県少年男子代表として出場いたしました。
 国民体育大会でのスポーツクライミング競技は、リードクライミングとボルダリングが行われます。
 6月22日(土)には旧千酌小学校にてリード競技、23日(日)にはM-Wallにてボルダリング競技が行われました。

news 2019-06-23 Kokutai shutsujyo

 2日間の競技の結果、スポーツクライミング競技少年男子の部において、岡山県が2位となり第74回国民体育大会本大会(いきいき茨城ゆめ国体2019)へ、岡田くんが出場することとなりました。
 競技日は、10月4日(金)・5日(土)・6日(日)で、茨城県鉾田市で行われます。

 今回の大会では、岡山県山岳・スポーツクライミング連盟の方々に監督などを務めていただきました。
 この場を借りてお世話になりました皆さまに厚くお礼申し上げます。
 岡山県山岳・スポーツクライミング連盟のお力添えをいただきながら、学生・コーチ・顧問一丸となって頑張ってまいりますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

 (指導教員:電気電子システム系 嶋田賢男准教授)

西川講師が日本フルードパワーシステム学会SMC高田賞に顕彰されました

news 2019-05-31 JFPS SMC Takada-sho

 5月31日(金)機械振興会館(東京)において、西川弘太郎講師が投稿した論文(当時技術部技術専門職員)が、日本フルードパワーシステム学会SMC高田賞に顕彰されました。
 同学会は、油圧・空気圧・水圧等を対象としたフルードパワーシステムに関する学会です。
 今回顕彰となったSMC高田賞は、過去数年以内に発行された同学会論文集に掲載された研究論文の著者のうち、優れた論文を執筆した、原則として満年令40歳以下の新進気鋭の研究者・技術者に授与されるものです。

論文名:感覚フィードバック機能を備えた無動力型空気式義手の開発
著者:西川弘太郎、平田健太郎、高岩昌弘
顕彰理由:提案された無動力型空気式義手は、使用者の前腕の動作により発生する空気圧を利用したものであり、今後の発展が期待できる

 本研究は、本校および岡山大学・徳島大学の研究設備を用いて実施された成果によるものです。

 写真は左から、西川講師と日本フルードパワーシステム学会眞田一志会長です。

第8回日韓機素潤滑設計生産国際会議で細谷准教授がベストポスターアワードを受賞しました

news 2019-04-26 Nihon ICMDT2019 Best Poster Award

 4月25日(木)から4月26日(金)にかけて、城山観光ホテル(鹿児島市)で開催された第8回日韓機素潤滑設計生産国際会議(ICMDT2019 (The 8th International Conference on Manufacturing, Machine Design andTribology)、主催:日本機械学会、共催:韓国機械学会(KSME))において、本校教員の細谷准教授(機械システム系)がポスターセッションで発表した"Flow Visualization on Fluidic Diodes and Tube Banks Using 2D-Time-SLIP MRI and 2D-PIV"が、Best Poster Award を受賞しました。
 ICMDT会議は、2年に1度、日韓交互に開催されている機素潤滑設計部門主催の国際会議で、機械要素・動力伝動・トライボロジー・設計・アクチュエータとセンサ・生産加工・MEMSなどの幅広いテーマを対象としています。
 講演はすべて英語で行われ、オーラルとポスターあわせておよそ300件の発表が行われました。
 細谷教員の受賞課題は、医療機関との共同研究として実施された医工連携研究の成果で、実験の多くは本校の学生が卒業研究や専攻科特別研究において実施されたものになります。