機械システム系

私は機械工学科を卒業し、株式会社SUBARU（入社時社名：富士重工業株式会社）に入社しました。昔から乗り物が好きで、中学生の頃に『自動車メーカーに行って自動車の開発者になりたい』という夢があり、津山高専に進学しました。今では夢も叶い、車体設計部という部署でボディ骨格の設計業務に携っています。高専5年間では、座学だけでなく、実習・実験・研究などを通して学ぶことも多く、技術者として必要な基礎知識を幅広く身に付ける事ができます。卒業して数年経って振り返ってみて、高専の良いところは『自由な環境で好きな事を学べる』という所だと思います。何か疑問に思う事があれば先生の研究室に遊びに行って色んな話を聞いたり、自分のバイクのエンジンをバラして遊んだり、好きな事が自由にできる環境でした。そんな環境で学ぶ事ができるため、高専を卒業した人は技術者に一番必要な『柔軟な創造力』が身に付いていると思います。会社にも高専卒の同期や先輩方が沢山いますし、私も高専を卒業して本当に良かったと思っています。
最後に、将来技術者として活躍したいと考えている人はぜひ高専に進学して下さい。色んな先生や友達と出会え、技術者の卵として最高の環境で学ぶ事ができますよ！

何と言っても！高専の大きな特徴は5年間という在学期間の長さです。私には、中学生の時から『トラック運転手不足の問題を解決したい』という目標があったため、高専に入学しました。現在は大学に在学しており、目標に向けて自動車や振動制御などの勉学にいそしんでいます。実は、高専に入学した段階から編入学を目指していたわけではなく、当時は進路のことをあまり考えていませんでした。まわりの多くの人もそうだったと思います。高校に比べて、自分のしたいことや得意なことを見つけ、進路を考える時間が長かったことは大きな魅力だったと感じています。また、5年間の中で、部活や研究室、趣味などを通して多くの友人ができたことも高専ならではだと思います。研究活動の息抜きに食事に出かけたり、週末にドライブしたりしたことは大変良い思い出です。私は、高専でよかった！と思っています。高専は皆さんに貴重で有意義な時間を与えてくれると思います！