情報システムを統合的に理解し、
設計・構築・保守運用のできる技術者の養成
現代はネットワークが整備され、情報システムは急速に進歩しています。この情報システムを新たに設計・構築したり、システムを安全に管理運営するには、その仕組みや働きのことがよくわかった情報システム技術者が重要となっています。情報システムの本質を勉強し、発生する課題に対処できる技術を学びます。
特に高学年では基盤専門系科目を中心に修得するとともに、ネットワークの設計・構築・保守運用および情報通信技術を主眼においたネットワークプログラムと情報システム技術を応用して様々な「もの」や「サービス」を融合したシステム設計・構築・保守および組み込み技術を主眼においたICTプログラムのいずれかを選択し、さらなる専門性の深化を図ります。
卒業後は情報通信分野をはじめ、システムインテグレータやソフトウェア関連分野への就職や、専攻科への進学、大学への編入学など幅広い選択肢があります。
学びと成長
授業紹介
プログラミング
情報システム系といえばプログラミングと言っても過言ではありません。プログラミングの授業は1年生からあり、問題解決の過程を考える授業から、実際にコンピュータを使ってプログラムの書き方を学ぶ授業まであります。こうした科目は、実際に問題を解いていく演習となっているので、発想力や問題解決能力も育めます。
ハードウェア関連科目
コンピュータの仕組みを理解するために、コンピュータで扱っているディジタルデータの表現方法、処理するための回路設計などを学びます。また、CPUの基本的な動作原理や命令を学習し、ハードウェアとソフトウェアのつながりについても学びます。発展的な内容として、センサーからデータを取得するようなハードウェア制御のプログラミングも学びます。
情報システム工学実験
情報システム系の学生として必要とされる基礎知識を、実験を通じて身につけます。実験内容はさまざまですが、プログラミングなどのコンピュータをつかった演習の他にも、電気回路や一般的な測定器の使い方などの基礎を学びます。また、報告書のまとめかたも身につけます。
ネットワーク関連科目
インターネットなどが普及し、情報システム系の学生にはネットワークに関する知識や技術が求められています。2年生から5年生までの4年間、講義や実習を通してネットワークの設計、構築、保守運営そしてセキュリティに関わる知識など、最新のネットワーク事情についての理解を深めていきます。
- 一般科目科目表(留学生科目を含む
- 情報システム系授業科目表
- 各科目シラバス
先輩からのメッセージ
就職・進学情報
就職
株式会社山田養蜂場、東和薬品株式会社、山陽電研株式会社、オージー技研株式会社、ワードシステム、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社、株式会社 USEN-NEXT HOLDINGS、NTT東日本-南関東株式会社、デンソーテクノ株式会社、マツダ株式会社、旭化成株式会社、コベルコソフトサービス、NHKテクノロジーズ、jig.jp、メンバーズ、株式会社日立システムズフィールドサービス、関西電力株式会社、中国電力ネットワーク株式会社、京都府庁 等
進学
豊橋技術科学大学、東京大学、筑波大学、電気通信大学、名古屋大学、岡山大学、香川大学、徳島大学、愛知県立大学、津山高専専攻科 等
取得可能な資格
日本漢字能力検定、日本語検定、英語検定、中国語検定、ドイツ語検定、TOEIC、危険物取扱者、毒劇物取扱責任者、エネルギー管理士、機械設計技術者、ディジタル技術検定、電気工事士、電気主任技術者、基本情報技術者、応用情報技術者 等