12月24日に卓球部が美作地区ダブルス卓球選手権大会に参加しました

12月24日(日)に、津山総合体育館で津山卓球協会主催「第46回美作地区ダブルス卓球選手権大会」が開催されました。
本校からは、卓球部の現役部員や顧問・OBなどの複数ペアが参加し、それぞれに精一杯頑張りました。
本校関係の上位成績は、以下のとおりです。
○混合ダブルス準優勝 鈴木慎也(総合理工学科機械システム系5年)・一般クラブ女子選手
○一般男子ダブルス3位 鈴木慎也(総合理工学科機械システム系5年)・一般クラブ男子選手
左の写真は混合ダブルスの決勝戦で、写真奥側の本校・鈴木選手がサーブを打つところです。
12月23日に津山市田町地域で開催された「Welcome to Tsuyama留学生交流・サポート事業~もちつきと津山の食体験~」に本校の留学生が参加しました

12月23日(土)に津山市田町地域で開催された「Welcome to Tsuyama留学生交流・サポート事業~もちつきと津山の食体験~」に本校の留学生が参加しました。
本校からは17名の留学生が参加し、地域の方々からお餅のつきかたを教わり、掛け声に合わせて交代で餅をつきました。
留学生たちはついた餅を上手に丸めて、地域の方々と一緒にいただきました。

津山の食体験ではそずり鍋を体験しました。
そずり鍋を初めて食べる留学生もいましたが、温かいそずり鍋の美味しさに喜んでいました。
留学生の皆さんにとって、日本の文化を体験する大変有意義な時間となりました。
本事業にご協力いただきました皆様に深く御礼申し上げます。
12月23日・24日に開催された第14回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会へクライミング同好会学生が出場いたしました

12月23日(土)・24日(日)に埼玉県の加須市民体育館で開催された、第14回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会へクライミング同好会の電気電子システム系3年の末長宏忠君が出場いたしました。
末長君は、6月17日(土)に開催された岡山県予選会にて上位の成績を収めため、本大会へ岡山県男子代表として出場いたしました。
本大会はスポーツクライミング競技のうちリード競技の大会であり、日本代表選手なども出場するとても高いレベルの大会であり、104名中98位という結果でした。
競技終了後、「もう少し登れたと思います」と語ってくれたとおり、悔いが残る結果となりましたが、高いレベルの登りを見ながら、同じ競技ルートを体験することはとても良い経験となりました。
今年も津山市をはじめ多くの方々からご支援とご声援をいただきました。
この場を借りて厚くお礼を申し上げます。
今後もコーチ方々のご協力をいただきながら、クライミング同好会一同精一杯頑張ってまいりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
写真は末長君の競技中の様子です。
12月23日・24日に電気電子システム系の5年生が「第13回高専-TUT太陽電池合同シンポジウム 兼 GEAR 防災・減災(エネルギー)シ ンポジウム 兼 GEAR マテリアル(エネルギー)シンポジウム」に参加し研究発表を行いました

12月23日(土)・24日(日)に、岐阜県で開催された「第13回高専-TUT太陽電池合同シンポジウム 兼 GEAR 防災・減災(エネルギー)シンポジウム 兼 GEAR マテリアル(エネルギー)シンポジウム」に、中村重之研究室(電気電子システム系)の学生5名が参加し、研究発表を行いました。
このシンポジウムは、高専で太陽電池を研究している教員やGEARに参加している教員と、その研究室に所属する学生が一堂に会し発表を行うことで研究の促進やモチベーションの向上、相互交流を深めることを目的に平成23年から行われ今回が13回目です。
豊橋技術科学大学と10高専から学生・教職員約90名が参加し、招待講演3件、学生の口頭発表8件とポスター発表54件、教員の一般公演4件がありました。
本校からは、電気電子システム系5年のの木村藍洋君(作東中出身)が「Cu2SnS3熱発電素子の電極の低抵抗化 ~硫化銅層の挿入~」と題して、中江朋星君(鏡野中出身)が「Cu2SnS3熱発電素子の低コスト作製法における高性能化」と題して、鍋谷侑輝君(金光中出身)が「Cu2SnxGe1-xS3を用いた熱発電素子」と題して、吉永智哉君(倉敷北中出身)が「Cu2SnS3熱発電素子の電極の低抵抗化 ~混合層の挿入~」と題して、吉安翔君(鏡野中出身)が「亜鉛をドープしたCu2SnS3熱発電素子の高性能化」と題して、それぞれポスター発表を行い、木村君がポスター発表賞を受賞しました。
写真は、左から、木村君、中江君、吉安君、吉永君、鍋谷君です。
大変活発な議論があり、学生にとっても有意義な時間を過ごすことができたと思います。
来年は長野高専で行う予定です。
12月21日にRSKラジオ「きらりと光る!おかやまの工業高校生2024」の収録がありました

12月21日(木)に、RSKラジオ「きらりと光る!おかやまの工業高校生」の収録がありました。
これは岡山県内に19校ある「工業が学べる高校」を1日1校取り上げ、地元岡山の工業高校の生徒たちの学びの姿、その活躍の様子を放送するものです。
写真は取材の様子です。
放送日は、2024年2月14日(水) 16:25~16:35 です。皆さん是非お聴きください。
12月19日に「第27回全国高校生創作コンテスト」と「第7回PHP作文甲子園」の表彰式が行われました

國學院大學・高校生新聞社主催「第27回全国高校生創作コンテスト」と、株式会社PHP研究所主催「第7回PHP作文甲子園」で計6名の学生が入賞し、12月19日(火)に本校校長室において表彰式が行われました。
【第27回全国高校生創作コンテスト】
現代詩の部 優秀賞
情報システム系2年 日名 祥也「ジンベイザメのぬいぐるみ」
現代詩の部 佳作
総合理工学科1年 小田 彩瑛「コンビニ」

本コンテストには短篇小説・現代詩・短歌・俳句の4つの部門があり、各部門で最優秀賞1作品、優秀賞2作品、佳作5作品、入選10作品が選ばれます。現代詩の部は応募総数782作品で、入賞するには際立った感性の鋭さや、表現・構成の巧みさ等が必要です。
日名さんと小田さんの作品には独自の世界観があり、表現も練りに練られていて、納得の受賞だと思います。
なお、本コンテストにおいて本校から優秀賞が出たのは初めてです。
【第7回PHP作文甲子園】
優秀賞 情報システム系3年 井上 裕得 「命に感謝感謝」
入賞 機械システム系3年 小嶋 くるみ「月のうさぎ」
入賞 電気電子システム系2年 井上 栞 「私の人生の変化」
入賞 電気電子システム系2年 野村 玲碧 「人生で一番の出来事」

本コンテストは中学生・高校生を対象としたもので、最優秀賞2作品(中・高で1作品ずつ)、優秀賞10作品、入賞18作品が選ばれます。
今回のテーマは「人生で一番の出来事」で、応募総数は3272作品となっています。
本校から上位30作品に4作品も入るとは思わず、嬉しい悲鳴となりました。
優秀賞の井上さんの作品は九死に一生を得た経験を綴ったもので、月刊誌『PHP』に掲載される予定です。
どちらのコンテストも、国語の前期末課題で取り組んでもらった作品を応募しています。
表現力や文章力は、どのような将来を歩んでいくとしても必要になるものです。
今後も学生の皆さんには、積極的にそれらの力を磨いていってほしいと思っています。
12月19日に労働安全衛生規則第15条に基づく「産業医による職場巡視」を実施しました

津山高専では、教職員の安全意識の向上と職場環境の改善に取り組んでいます。
労働安全衛生規則第23条に基づき、毎月1回安全衛生委員会を開催し、その後、安全・衛生という観点で各職場の巡視を行っています。
通常業務時や災害発生時の事故の未然防止もその目的の一つです。
今月の19日(火)に今年度第9回目の職場巡視を実施しました。
今回の巡視は、「図書館及び総合情報センター」において行われました。
巡視の結果、特に指摘されるような事項はありませんでした。
このように定期的に巡視することで事故等を未然に防ぎ、危険を予測し不要物の撤去を依頼するなど、教職員の安全で衛生的な活動場所を確保しながら、お互いに安全意識を高める努力をしています。
12月18日に先端技術特別講義が実施されました

12月18日(月)にマルチバーパスルーム(情報)において専攻科の第6回先端技術特別講義を、次のテーマで実施しました。
「サステナブル社会を実現するための二次電池の話」
北陸先端科学技術大学院大学 ナノマテリアルテクノロジーセンター
マテリアルサイエンス系・物質化学フロンティア研究領域
後藤 和馬 先生
まず初めに、カーボンニュートラルなエネルギーシステムの構築には、再生可能エネルギーの普及が不可欠であること、二次電池は再生可能エネルギーの貯蔵や供給の安定化に寄与し、クリーンエネルギーの利用促進のための重要なデバイスの一つであるというお話をいただきました。
次に、二次電池に関する社会定背景と課題は、資源と安全性にあるとのご指摘でした。
資源については、レアメタルの埋蔵・生産とも特定の国に偏在しており、リチウムイオン電池の需要増加に対してリチウム資源が不足するのではないかという懸念があること、さらにリチウム、コバルト、銅を使わない二次電池が求められていることのご指摘でした。
安全性については、リチウムイオン電池の高容量・高速充放電化がすすむ中、発火危険性が高まっており、そのため過充電、過放電、高温などの状態での安全性を確保するための技術開発が必要とされることのご紹介をいただきました。
最後に、現在研究開発中の有望な次世代二次電池である全固体電池、ナトリウムイオン電池について、また核磁気共鳴分析手法を用いた安全性の限界評価についてご専門の立場からご紹介いただきました。
あわせて、北陸先端科学技術大学院大学での研究活動のご紹介もいただきました。
質疑応答では、学生からは大学院での活動や進学について活発な質問がありました。
最後になりましたが、高度な研究内容を短時間で専門でない者にとってもわかりやすく説明していただきました後藤先生にお礼申し上げます。
12月18日に日タイ高校生サイエンスフェア(TJ-SSF2023)に参加する学生が出発しました

12月18日(月)にタイ王国プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールのルーイ校で開催される日タイ高校生サイエンスフェア(TJ-SSF2023)に参加する学生4名と教員1名が、伊丹空港から出発しました。
日タイ高校生サイエンスフェアは、タイ王国プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールの国際交流を目的としてタイ教育省基礎教育委員会(OBEC)が2016年から実施しているもので、今回が4回目の開催となります。
今回は先進科学系3年生の4名の学生が研究内容を発表いたします。
ルーイ校の学生とも交流をして,充実した1週間を送ってくれることと期待しています。
写真はタイに到着した様子です。
帰国は12月25(月)の予定です。
12月17日に津山総合体育館にて第28回つやまロボコンが開催されました

令和5年12月17日(日)津山総合体育館にて、第28回つやまロボコンが開催され、本校ロボット技術研究部から4チームが参加しました。
今年の競技課題は「岡山緑化計画!植樹ロボコン」で、植樹ゾーンに設置された植樹スポットの土(ふた)を移動し、苗木アイテムを植樹する(差し込む)ことで獲得した得点で勝敗を競います。

本大会には、本校の協定校であるタイ国・プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールとシンガポール・ニーアンポリテクの海外チーム、STEAM人材育成塾、本校卒業生をはじめ、県内外から43チームが参加しました。
海外チームのサポーターとして本校の学生アンバサダーも活躍しました。
本校ロボット技術研究部Dチームが、準決勝に進出し、ベスト8となり、部員たちの平素の頑張りが実を結び、健闘したと思います。
来年度も、つやまロボコンを盛り上げることができるよう、ロボット技術研究部一同頑張っていきたいと思います。

本校卒業生からなる「ロボコンハウス」は、本大会でも優勝を飾り、つやまロボコン10連覇を達成致しました。
シンガポール・ニーアンポリテクは、3位入賞を果たし、海外チームがトップ3に入賞したのはこれが初めてとなりました。
ロボコンハウス、ニーアンポリテクのみなさま、おめでとうございます。
写真は、競技の様子(上段)、ロボット技術研究部一同の集合写真(中段)、海外チームと学生アンバサダーの集合写真(下段)です。
12月17日につやまSTEAM人材育成塾チームが「つやまロボットコンテスト」に参加しました

12月17日(日)に、津山総合体育館で「つやまロボットコンテスト」が開催され、つやまSTEAM人材育成塾の第二段階プログラム塾生によるチーム(3名)が、「小中学生の部」に出場しました。
今大会は植樹を模擬した競技テーマで、4チーム同時対戦型による競技でした。
本校チームは、予選で20チーム中3位(同点3チーム中)、準決勝で11チーム中3位(同点2チーム中)、決勝で4チーム中2位(同点3チーム中)となり、3チームによる2位決定戦で1位となりました。
その結果、最終成績は過去最高の準優勝でした。
ご支援、ご声援をいただきました保護者ならびに関係の皆様にお礼申し上げます。
12月16日につやまSTEAM人材育成塾第一段階の受講生が倉敷市の大原美術館などを訪問

12月16日(土)に、つやまSTEAM人材育成塾第一段階プログラムの小中学生30名が、倉敷市の大原美術館およびライフパーク倉敷科学センターを訪問しました。
大原美術館では、ただ鑑賞するだけではなく、一つの視覚教材をみんなで囲み“見る・考える・話す・聴く”という対話型アート鑑賞を行いました。
同じ絵に対しても様々な視点があり、一緒に見学していた教員にとっても新たな発見のある経験でした。

ライフパーク倉敷科学センターでは約100点の展示物を有する科学展示室での体験と、プラネタリウムを鑑賞しました。
科学展示室では塾生は各自で興味のある展示を回り、関心を深めたようです。
写真は、大原美術館と倉敷科学センターの見学のようすです。
本活動は、国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。
12月16日に美作大学にて開催された図書委員交流会に参加しました

12月16日(土)に、美作大学にて開催された図書委員交流会に参加しました。
津山高校図書部員2人、美作大学図書館ボラティア2人、津山高専図書委員5人が参加しました。
各校の図書委員がお互いの自己紹介をしたのち、図書に関する情報交換をしました。
お互いに違う環境を知ることができ、楽しい会となりました。
写真は、レクリエーションで本を探しているところです。
12月16日に学生が起業家精神育成セミナー「e-PROJECT in 津山」に参加しました

12月16日(土)に学生が起業家精神育成セミナー「e-PROJECT in 津山」に参加しました。
このプロジェクトは、岡山大学起業部学生と共に「自己成長」を考える学生交流の場で、今回は本校スタートアップ教育環境整備事業の一環として学生7名が参加しました。
学生たちは、岡山大学起業部の学生さんのアントレプレナーシップの新しい考え方についての講義を受け、またChatGPTの使い方を教えてもらいながら自ら課題を設定し、その解決策を導き出して行きました。
岡山大学起業部講師の皆様、主催のマルイ・エンゲージメントキャピタル様、後援のつやま産業支援センター様、大変お世話になりました!
12月16日にバレーボール部(男子・女子)がバレーボール新人大会美作地区予選会へ参加しました

12月16日(土)・17日(日)に、「令和5年度岡山県高等学校男女バレーボール新人大会美作地区予選会」が、男子は津山工業高校、女子は津山高校を会場とし開催され、本校からは男子チームと女子合同チームが参加いたしました。
男子競技は16日のみでトーナメント戦が、女子競技については2日間にわたって予選トーナメントと決勝トーナメントが行われました。
男子チームは、1回戦で津山高校に0-2で敗退したものの、3位決定戦で津山東・勝山・林野高校合同チームに2-1で辛勝し、3位となりました。
男子チームは、来年1月に予定されている県大会に出場します。
12月16日・17日に開催された第34回バイオフロンティア講演会に専攻科生が参加しました

12月16日から17日にかけて、山口大学で行われた、日本機械学会第34回バイオフロンティア講演会に専攻科機械・制御システム工学専攻2年の大矢涼司くん(細谷研究室)が”PIVによるクラゲを模したグリッパ型ポンプが作り出す流れの可視化”と題し、特別研究で取り組んでいるクラゲ型ポンプが作り出す複雑な流れの制御と解析によって抽出された流れの特徴に関する研究内容を発表しました。
講演会には医工分野をはじめとする計187件の発表が行われ、大矢くんは大学院生が多く発表する中で、しっかりと発表することができました。
大矢くんの発表には多くの質問やコメントが寄せられました。
写真は発表中の様子です。
12月15日に "After School English" を開催しました

12月15日(金)に"After School English"を開催しました。
今回は倉敷芸術科学大学の留学生との交流企画でした。
今回は、倉敷芸術科学大学からスリランカ・ネパール・バングラデシュ出身の留学生4名が参加しました。
また、つやまロボコンに参加するため来日したタイ王国プリンセスチュラポーンサイエンス高校ブリラム校の学生2名と教員1名及びシンガポールのニーアンポリテクニックの学生4名と教員1名もゲストとして参加しました。
イベントでは、本校の学生アンバサダーの2年生が司会進行を務めました。
まず、留学生の自己紹介から始まり、その後6グループに分かれて今月の企画「擬人化単語当てゲーム」を行いました。

参加者にはお題の英単語が配られ、お題を擬人化したイラストを描き、他の参加者はイラストを見て英単語を当てるゲームです。
参加者は、最初はイラスト化に苦戦している姿も見受けられましたが、すぐにコツを掴みゲームを楽しんでいました。イベントは非常に盛り上がっている様子でした。
次回の"After School English"は来年1月にも予定しております。
今年度最後のイベントとなるので興味のある方はお気軽に参加ください。
12月15日に電子回路工作「電子オルゴールを作ろう」の出前授業を行いました

12月15日(金)に、津山市立北小学校で、電子回路工作「電子オルゴールを作ろう」の出前授業を行いました。
西尾研究室(電気電子システム系)では、「電子オルゴールを作ろう」など、電子工作を利用した小学生向けの出前授業を考えてきています。
西尾研究室の学生らの指導で、参加した小学生らは、電子部品を使って電子オルゴールを作製しました。回路図を見ながら、ブレッドボードと呼ばれる基板上に、抵抗やIC、LEDなどの電子部品を接続していきました。
参加した児童や保護者らは、楽しみながら電気電子回路について学習することができました。
12月14日にタイ科学技術研修に出発しました

12月14(木)から21(木)の旅程でタイ科学技術研修が行われ、12月15日(金)に教員1名と学生5名が、タイ王国ブリラム県に到着しました。
一行はバンコクを経由して、ブリラム県プリンセスチュラポーンサイエンス高校を訪問します。
現地では、国際シンポジウムでの学生発表、廣木准教授による科学実験教室(学生は助手)を通して、国際交流を行います。
帰国は12月21日(木)の予定です。
12月14日に津山高専技術交流プラザ会員企業へ津山高専研究テーマ説明会を実施しました

12月14日(木)に、津山高専技術交流プラザ会員企業の皆様へ、津山高専教員の研究内容紹介を実施しました。
以前は研究室訪問という形で行っていたものを、昨年度より実施形態を変更して開催しているものです。
年末の慌ただしい時期の開催となってたなかで、多くの皆様に聴講いただきました。
参加いただきました企業の皆様には、心よりお礼を申し上げます。
今回は、嶋田賢男 准教授(電気電子システム系)、浅野喜敬 助教(情報システム系)、守友博紀 講師(先進科学系)、半田祥樹 助教(機械システム系)の教員4名の研究内容紹介でした。
まず、香取地域共同テクノセンター長から挨拶があり、その後、各教員の研究内容紹介がありました。
嶋田准教授は、電磁波を対象としたシミュレーション(数値計算)が専門であり、その研究の概要について説明がありました。
また学生が今後ますます重要になるコンピュータ・通信分野に自信をもって対処できるように、IoT技術活用に関係する実践的テーマを教育課題として与えている等の紹介がありました。

浅野助教は、数学のトポロジーが専門であり、トポロジーとは何かについて分かり易く説明をしていただきました。
また高専の数学教育が一般の高校・大学の授業スピードと異なり、3年次には大学で習う偏微分方程式等を習得させていることなどが紹介されました。
そして、教育活動の一環として、学生に「組み合わせゲーム」理論に関する課題を与え、学生の論理的思考能力を高める工夫をしている、との紹介がありました。
参加した企業の皆さんから、数学という観点で、高専の1~3年生と一般の高校生とに差があるか、との質問がありました。
それに対して、受験という観点では「一般にいわれる進学校」の高校生の平均レベルには劣っていると思われるが、深く考察するという点ではかなりの優れている様に感じる、とのコメントがありました。

守友講師は、有機化合物や金属錯体をベースとした発光材料の開発が専門であり、化学系の研究の紹介ということで、昨年に引き続き紹介をお願いいたしました。
現在「合成した発光性の材料を、粘土鉱物のような無機層状化合物の層間スペースやナノエマルション(ナノ油滴)の中へ包含させて、ハイブリッド材料へする」ことで、デバイス応用や生体イメージングへの応用を目指しているとの紹介がありました。
昨年に引き続いての発表ということで、昨年に比べどの様に研究が進展しているか等、より分かり易く説明していただきました。

半田助教は、プラズマによる金属の表面改質が専門であり、これまで研究されてきたステンレスの窒化処理についての紹介がありました。
ステンレスに関する研究ということで、参加された方から活発な質問が多くなされていました。
研究紹介終了後、参加された企業の皆様に、2020年に新しくなった実習工場の見学をしていただき、新たに入った金属3Dプリンターや3Dスキャナーなど見て頂きました。
また、半田助教の研究室を訪問し、実際にプラズマが発生している状況を見学させて頂きました。
最後に、総合情報センターにある演習室を見学していただき、学生がIoTに関して学んでいる環境がどのようなものかを理解して頂きました。
12月14日・15日につやまロボコンに参加するタイ・シンガポールの学生および教員が来校しました

12月14日(木)・15日(金)にタイ王国プリンセスチュラポーンサイエンス高校ブリラム校の学生2名と教員1名、シンガポールのニーアンポリテクニックの学生4名と教員1名が来校しました。
今回の来校の目的は、12月17日(日)に開催される「第28回つやまロボットコンテスト」に参加するためのものです。
12月15(金)には校長室を訪問し、岩佐校長と懇談しました。
タイ・シンガポールの学生の中には、初めて日本に来た学生もおり、日本の冬の寒さに驚いたと話していました。
また、つやまロボコンに参加できる喜びと意気込みを熱く語ってくれました。

その後、授業参加も行い、本校の学生との交流を深めることができました。
放課後にはAfter School English に参加し、倉敷芸術科学大学の留学生や津山高専の学生たちと英語を使って楽しく交流することができました。
各所でアテンドしてくれる学生アンバサダーのお陰もあり、充実した1日を過ごすことができました。
12月12日に第28回岡山リサーチパーク研究・展示発表会で本科生が発表しました

12月12日(火)に、テクノサポート岡山(岡山市)で行われた「第28回岡山リサーチパーク研究・展示発表会 (主催:岡山県、(公財)岡山県産業振興財団)」において、機械システム系5年の銭谷くんが、「脳脊髄液の流れに注目したMRI用流動ファントム」と題し、研究内容を発表しました。
この発表会は、岡山県の研究開発の拠点「岡山リサーチパーク」に関する県内大学・機関等が研究成果を発表・交流する会で、社会実装・技術課題の解決に向けた産学官連携が期待されています。
今回、口頭発表8件と46件のポスター発表があり、津山高専からは学生のほか、中村重之教員、桶真一郎教員、畑良知教員、細谷和範教員が計5件の発表を行いました。
写真は研究内容を説明する学生のようすです。
12月9日に高知高専の学生寮視察に行ってきました

12月9日(土)に、寮生会の学生と教職員で高知高専の学生寮へ視察に行ってきました。
高知高専の学生の案内で寮内の各施設を見学した後、ホールに集まって挨拶と自己紹介を行い、学生と教職員に分かれて意見交換会を行いました。

意見交換会では活発な質疑応答が行われ、学生・教職員共に津山高専とは違った環境やルールなどを確認し、大変有意義な視察となりました。
お忙しいところ対応していただきました高知高専寮生役員会の学生および寮務関係の教職員の皆さまには、深くお礼申し上げます。
12月9日・10日につやまSTEAM人材育成塾(第二段階プログラム)の合宿研修を実施しました

12月9日(土)・10日(日)につやまSTEAM人材育成塾(第二段階プログラム)の合宿研修を実施しました。
つやまSTEAM人材育成塾は、科学技術に対する強い興味があり優れた能力を持った児童生徒を対象に、STEAM教育の考え方を取り入れて、その能力の更なる伸長を図る体系的な取り組みです。
今回の合宿は、第二段階プログラムの受講生を対象に、受講生の国際感覚を養うということを目的に実施されました。

第1日目は、海外青年協力隊員としてモンゴルで活動してこられた中村哲也様のご講演をいただき、モンゴルの状況を学ぶとともにSDG'sを考える機会となりました。
続いて本校留学生からハラールについて説明を受け、さらに留学生の手ほどきで実際にハラールカレーを作り、試食するという活動をしました。
日本のカレーとは違うおいしさに出会うことができたようです。
夕食後は本校留学生とゲームで親睦を深めるということもできました。
続いて本校留学生からハラールについて説明を受け、さらに留学生の手ほどきで実際にハラールカレーを作り、試食するという活動をしました。
日本のカレーとは違うおいしさに出会うことができたようです。
夕食後は本校留学生とゲームで親睦を深めるということもできました。
12月9日に先進科学系4年生が第17回日本原子力学会中国・四国支部発表会で発表しました

12月9日(土)に広島市で行われた、日本原子力学会の第17回中国・四国支部研究発表会で、先進科学系4年の高原明大さんが、「阿武隈川支流・広瀬川における1次元有限要素法モデルを用いた放射性Cs動態研究」というタイトルで研究発表を行いました。
先進科学系5年生の林隼大さんとの連名発表です。
博士号取得を控えた大学院生たちに交じり、緊張はありつつも無事に初めての学外での口頭発表をこなし、先生方からの質問にも真摯に回答していました。
本人曰く「とても緊張した」とのことでしたが、事前の発表練習を重ねた甲斐があったと思います。
この経験を、将来に活かしていってくれることを期待しています。
12月9日に公開講座「littleBits(リトルビッツ)を用いて、電子工作・プログラミングの基礎を学ぼう!」を開催しました

12月9日(土)に、本校の第1共通実験室にて、公開講座「littleBits(リトルビッツ)を用いて、電子工作・プログラミングの基礎を学ぼう!」を開催しました。
参加した小学生の皆さんは、担当教員(電気電子システム系 西尾教授)の話を真剣に聞きながら、電子工作やプログラミングの基礎を学びました。
左の写真は、リトルビッツのなかに入っている電子回路をつないで、電子工作を行っているようすです。
補助学生に教わりながら、楽しく作業を行っていました。
12月9日・10日に開催されたJSEC2023で数学クラブの学生が優秀賞を受賞

12月9日(土)・10日(日)に、JSEC2023(第21回 高校生・高専生科学技術チャレンジ)の最終選考会が、東京の科学未来館で開催されました。
投稿論文数が340件を超える中、最終選考会出場は30件でした。
本校数学クラブチームの長谷川 隼平、漆島 洋歩、宮路 伶音(先進科学系3年)は、「n次元凸多面体の変形に関する研究」で出場し、優秀賞を受賞しました。
この研究は、1年前に,数学クラブの勉強会において、単位的凸多面体(三角形だけの面をもつ多面体)とパスカル三角形に、興味深い関係があることを知ったことが切っ掛けになりスタートしました。
その後、1980年代に、Billera-Lee、Stanleyという数学者が証明したg定理というものを手がかりに、単位的凸多面体以外の凸多面体の研究に着手し、その特徴を表す数値的量を、彼ら独自の手法を使って計算し、3次元と4次元におけるある凸多面体たちに関して、それらの数値的量の公式化に成功しました。
今後は、これまでの研究を応用し、5次元以上の凸多面体の研究に挑んでいく予定だということです。
12月9日に公開講座「親子で学ぼう航空力学」を開催しました

12月9日(土)に、つやま子ども未来塾実行委員会・津山市教育委員会主催、津山高専共催の公開講座「親子で学ぼう航空力学~航空力学を学んで紙飛行機を飛ばそう~」が開催され、小学生および保護者の方々22名が参加されました。
受講者は、講師である山田貴史先生(津山高専・総合理工学科・機械システム系)から「何故飛行機が空を飛べるか」についての講義を受け、そのあと実際に紙飛行機(組み立て紙飛行機)を作って体育館で飛ばしました。
山田先生から、作った飛行機を上手に飛行させるための(垂直尾翼や水平尾翼の)調整の方法を教わり、実際に体育館で飛び方をチェックしながら飛ばして楽しみました。
参加した皆さんは「親子で一緒に紙飛行機を作り、飛び方を調整しながら飛ばす」という共同作業を楽しんでおられました。
12月5日・6日に「津山高専技術交流プラザ企業PR会」が開催されました

12月5日(火)・6日(水)に岡山県北をはじめ県下の製造業企業などで構成された津山高専技術交流プラザによる「津山高専技術交流プラザ企業PR会」が2日間に渡って開催されました。
津山高専の学生に地域企業の事業内容・製品・技術などを知ってもらうこと、また学生に将来を考えるきっかけを与えることを目的に、津山高専技術交流プラザ会員企業59社が出展がありました。

各社は、開設した各ブースで事業内容の説明のほか、それぞれが用意した製品や材料などの展示品や動画を用いて、各社が売りにしている物や技術などを紹介していました。
会場となった第二体育館では、2日間でのべ300名の学生が、興味のある企業のブースへ行き、担当者からの説明を熱心に聞いていました。
出展いただきました企業の方々および関係者の皆様に、深くお礼申し上げます。
12月5日に薬物乱用防止チラシ配り及びいじめ防止等講習会を実施しました

12月5日(火)に、津山警察署から講師をお招きし、薬物乱用防止チラシ配り及びいじめ防止等講習会を実施しました。
お昼休みの時間帯に、学生会の学生と津山警察署の方とで友朋会館前で薬物乱用防止のチラシ配りを行いました。
その後、電気電子システム系3年生のクラスで、いじめ防止等講習会を対面で実施しました。

SNS利用における犯罪被害やいじめに発展する事例を交えながら利用の際の注意点を講義していただきました。
この講義の様子は、全クラスへオンデマンド形式で配信しています。
写真はチラシ配りと講義の様子で、講師は津山警察署生活安全課の吉岡様です。
12月2日に第2回ブックハンティングを行いました

12月2日(土)に、津山ブックセンターで第2回ブックハンティングを行いました。
学生5名と教職員2名が参加し、店頭で実際に内容を確認しながら、学習・研究に役立ちそうな本や小説などを選びました。
今回のブックハンティングで選ばれた本は、図書館ブラウジングコーナーに並びますので、ぜひ図書館に来て手に取ってみてください。
12月2日に4回目のつやまSTEAM人材育成塾(第1期)を開催しました

12月2日(土)に、1期生を対象にした第4回目のつやまSTEAM人材育成塾を実施しました。
つやまSTEAM人材育成塾は、科学技術に対する強い興味があり優れた能力を持った児童生徒を対象に、STEAM教育の考え方を取り入れて、その能力の更なる伸長を図る体系的な取り組みです。
今回は、津山洋学資料館の小島先生を講師としてお迎えし、「津山洋学と国際情勢(蘭学者が見た世界)」をテーマに講演いただきました。
講演では、「蘭学者が見た世界」の観点から江戸時代の諸外国と日本の関係や、幕末の対外交渉で活躍した箕作阮甫の業績等についてお話いただき、第一段階プログラム受講生もグローバル教育の第一歩を踏み出しました。

続けて、先進科学系の廣木先生とその研究室の学生の指導の下で、「津山洋学/舎密開宗(せいみかいそう)の再現実験」を学びました。
本校の地元である津山市を中心とする美作地方(岡山県北東部)は、江戸時代から明治初期にかけて、日本の近代化に貢献した優秀な洋学者(蘭学者)を輩出しています。
本講座では、津山出身の洋学者である宇田川榕菴が著した日本最初の化学書「舎密開宗(せいみかいそう)」について、再現実験に取り組みました。
また、この日は本校公開講座「たたら製鉄公開実験「イチから鉄をつくろう」」が実施されており、受講生も見学しました。
たたら製鉄とは、日本において江戸時代から明治にかけ中国山地で盛んに行われていた製鉄法で、第一段階プログラムの受講生も11/11(土)に日本で唯一の総合博物館である島根県「和鋼博物館」を見学をしています。
公開講座ではたたら操業により炉の中にできる「けら」という塊に実際に触れてみることができました。
写真は、「津山洋学と国際情勢(蘭学者が見た世界)」の講演会と舎密開宗(せいみかいそう)の再現実験のようすです。
本活動は、国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。
12月2日にスタートアップ教育環境整備事業の行事として事業者との交流会を行いました

12月2日(土)スタートアップ教育環境整備事業の事業者訪問視察として、兵庫県加西市の伊東電機株式会社を訪問しました。
学生たちは、「運び方改革で働き方改革」を掲げる同社の会社概要について説明を受けた後、実際に工場を見学し、詳しく説明をしていただきました。
会長、社長、本校OBからの講演では、夢を持って取り組むこと、開発の仕事には失敗が許される特権があることなどをお話いただきました。
また、バーベキューや食物工場で栽培されているレタスやイチゴもご馳走になりました。
伊東電機様、お世話になりました!!
12月2日に津山高専・総合理工学科南館南広場でたたら製鉄公開実験を行いました

11月25日(土)の座学に引き続き、12月2日(土)は本校の有志学生の協力の下、2023年度・津山高専公開講座・たたら製鉄公開実験「イチから鉄をつくろう」としてご参加の小中学生~一般のみなさまとともにたたら製鉄公開実験を行いました。
この日は朝からの晴天に恵まれ、寒いながらも風は穏やかで恵まれた天候の中、無事に操業を行うことができました。
今回は校内・校外含めて7回目の実施でもあり、初参加の学生も含まれますが、学生が自主的にテントの設営からたたら炉の設置、炉の余熱と原料投入、そして最後にケラと呼ばれる鉄の塊の取り出し工程、そして最後の片付けに加えて公開講座でご参加の小中学生~一般の方々の安全配慮に至るまで積極的に対応してくれたことで円滑に公開実験を進めることができました。
今回の操業では正味、5キロの鉄の塊をつくることができました。
ご参加およびご協力いただきました関係の方々に厚くお礼申し上げます。