9月27日に岡山の高瀬舟が利用した風エネルギーを学ぶ公開授業を実施しました
9月27日(日)に、津山高専内において、体験学習講座「津山高専で学ぼう!!おもしろ科学教室(主催:津山市教育委員会)」が開催され、小学5年生から6年生の11名が参加しました。
この授業では「高瀬舟が利用した風をヒントに考えて作る紙コップ風車」をテーマに、岡山県で活躍した高瀬舟が利用した風エネルギーを学びました。
写真は、教室のようすです。
講義前半では、参加者は高瀬舟の歴史と帆が受ける風の力を学んだ後、模型舟の帆走実験を行いました。
今年は新型コロナウィルス感染防止のため、小さなプールに舟を浮かべて帆走する実験を中止し、代わりにタイヤを取り付けたウィンドカーによる帆走実験を行いました。
参加者はそれぞれ、帆の形や角度を変えて風をうまく捕らえるよう工夫を施していました。
写真は、配布した高瀬舟(ウィンドカー)です。
講義後半には、地域の風と風車の構造を学び、地域に合った風車を考えました。
参加者は、紙コップに切れ目を入れてオリジナル風車を作製しました。
参加者は、思い思いの形の風車を作り、試行錯誤を繰り返してオリジナル風車を完成させました。
写真は、参加者が製作した風車で、どれも独創性に富んだ風車でした。
この授業では、機械システム系の細谷教員が講師を務め、補助学生として研究室の学生3名が手伝ってくれました。
9月26日に2回目のジュニアドクター育成塾(第3期)を開催しました
9月26日(土)に、2回目のジュニアドクター育成塾(第3期)を開催しました。
ジュニアドクター育成塾は、科学技術分野に高い意欲や突出した能力を持つ小中学生を発掘し、数理・情報分野の学習を通じてその能力を伸ばす体系的な取り組みです。
今回は、岡山理科大学科学ボランティアセンター・コーディネーター高見寿氏を講師としてお招きし、「おもしろ科学実験実験」というテーマで科学講演を行っていただきました。
高見先生は、山陽新聞連載の「おもしろ科学実験室」の主催者です。
講演では、湾曲面の反射やレンズによる両眼立体視、ソーラーゆらゆらの引き込み現象、モーターでモータを回す発電実験など、身近にあるふしぎを体験するさまざまな実験が紹介されました。
小中学生は試験で100点をとるより、実際に手を動かして経験することの方が大事ですと受講生に伝えていただきました。
後半は、情報システム系の宮下教授の指導で、Scratchを用いたプログラミングに取り組みました。
慣れてくるとプログラムに工夫を加え、オリジナルな動作をさせる受講生もいました。
受講生には、Scratchを入口に、他のプログラミング言語やマイクロビットなどハードウエアの制御にも興味を広げてもらえることを期待しています。
写真は、科学講演(上段)とプログラミングに挑戦する受講生(下段)のようすです。
本活動は、国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。
9月25日に専攻科生が可視化情報シンポジウムで研究成果を発表しました
9月24日(木)から26日(土)にかけてオンラインで行われた可視化情報学会のシンポジウムで、専攻科機械・制御システム工学専攻2年の岡浩太郎くん(機械システム系・細谷研究室)が、研究成果を発表しました。
岡くんの講演題目は次の通りです。
○岡・細谷・高橋・河村:「縦渦により駆動される円柱動翼に及ぼす主流乱れの影響に関する実験的研究(予備調査)」
この学会は、流体や情報の可視化を専門とする研究者や大学院生が集う会議です。
岡くんは、後流の可視化に関するセッションで、長岡技科大と共同で実施している縦渦を利用した水車に関する研究成果を発表しました。
レベルの高い発表のなか、岡くんはしっかりと発表することができ、また難しい質問にも的確に答えることができました。
写真は、発表する学生のようすです。
9月24日にパソコン甲子園(予選)の結果が発表され1チームが本選出場となりました
9月12日(土)に開催された高校生対象のプログラミングコンテスト「パソコン甲子園」のプログラミング部門(予選)の結果が発表され、津山高専のチーム「helix(ヘリックス)」が、「プログラミング部門オンライン特別枠」として本選に出場することになりました。
チーム「helix」は、安藤慎くんと田村慧くん(ともに総合理工学科情報システム系2年生)の2名からなるチームです。
プログラミング部門オンライン特別枠は、本選出場となる上位38チームには入れなかったものの、本選出場チームのない府県の第1位のチームを「オンライン特別枠」として本選に招待するという制度で、本チームが岡山県の1位チームとして選出されました。
本選は、11月14日(土)・15日(日)にネットワーク経由で実施されますので、ぜひ応援をよろしくお願いします。
9月21日・22日にテニス部が岡山県秋季高校テニス大会に出場しました
9月21日(月)・22日(火)に、備前テニスセンターで開催された岡山県秋季高校テニス大会に、テニス部の2年生10名(シングルス9名、ダブルス5ペア)が参加しました。
コロナ禍で十分な練習ができていないため、試合ではかなり苦戦をしましたが、参加メンバー全員試合を楽しむことができました。
シングルスでは4名、ダブルスでは2ペアが2回戦まで残ることができました。
また感染予防のため、選手・引率教員の体調調査が実施され、試合でも選手同士の握手が禁止されるなどの対策が実施されました。
9月21日・22日に卓球部が全日本卓球選手権大会(ジュニアの部)岡山県予選会に出場しました
9月21日(月)・22日(火)に、「令和2年度全日本卓球選手権大会(ジュニアの部) 岡山県予選会」が、岡山市・ジップアリーナで開催されました。
本校からは、男子16名が参加しました。
鈴木慎也くん(機械システム系2年)がベスト16、須田圭亮くん(情報システム系2年)がベスト64に入りました。
写真は、本校選手(佐藤真吾くん)がサービスを出すところです。
9月18日に4年生が岡山県主催のセミナーで全系横断演習の取組みを紹介しました
9月18日(金)、岡山県主催の「公共交通データ利活用セミナー」で、情報システム系4年の安東くん、乾くん、名合くんが、昨年度全系横断演習で取り組んだ内容を紹介しました。
このセミナーは、公共交通データのオンライン・オープンデータ化を推進するため県民生活交通課が企画したもので、学生たちは演習テーマ「地域活性化プロジェクト」(松島教員ほか)の一環である津山市バス路線のデータベース化の取り組みについてインタビューに答えました。
インタビューは事前に収録し、セミナーで上映されました。
地域貢献につながる取り組みは、学生にとってよい経験となったようです。
写真は校内でセミナーにオンライン参加し、自分たちのインタビュー動画を見る学生のようすです。
9月18日に令和3年度専攻科学力入試(前期)の合格発表を行いました
9月18日(金)午前9時に、令和3年度専攻科学力入試(前期)の合格発表を行いました。
機械・制御システム工学専攻1名、電子・情報システム工学専攻3名が合格しました。
11月には、後期学力入試・社会人特別入試を実施します。
9月16日に専攻科生が機械学会年次大会で研究成果を発表しました
9月14日(月)から16日(水)にかけてオンラインで行われた日本機械学会年次大会で、専攻科機械・制御システム工学専攻2年の井上雄介くん(機械システム系・細谷研究室)が、研究成果を発表しました。
井上くんの講演題目は次の通りです。
○井上・細谷・谷口・大野:「水中ごみを回収するクラゲ型ロボットまわりの流れの PIV 計測」
この学会は、機械工学分野の専門家や大学生が集う規模の大きな会議です。
井上くんは、流体工学とバイオエンジニアリングのセッションで発表しました。
大学院生や教員によるレベルの高い発表のなか、井上くんはしっかりと発表することができ、また難しい質問にも的確に答えることができました。
写真は、発表する学生のようすです。
9月15日に第3回FD研修会(先進教育各賞受賞者講演)を開催しました
9月15日(火)に、第3回FD研修会(先進教育各賞受賞者講演)を開催しました。
津山高専の先進教育各賞を受賞した6名の教員より、先進教育に関する各分野での顕著な業績や活動について説明があり、今後どのように活動を展開していくか発表されました。
(講演者)
1 先進教育授業実践賞 桶 准教授
先進教育研究指導賞 桶 准教授
2 先進教育研究指導賞 香取 准教授
3 先進教育課外活動指導賞 嶋田 准教授
4 先進教育支援貢献賞 宮﨑 准教授
5 先進教育支援貢献賞 山口(裕) 准教授
6 先進教育支援貢献賞 寺元 教授
9月15日に労働安全衛生規則第15条に基づく「産業医による職場巡視」を実施しました
津山高専では、教職員の安全意識の向上と職場環境の改善に取り組んでいます。
労働安全衛生規則第23条に基づき、毎月一回安全衛生委員会を開催し、その後、安全・衛生という観点で各職場の巡視を行っています。
通常業務時や災害発生時の事故の未然防止もその目的の一つです。
今月の15日(火)に、今年度第5回目の職場巡視を実施しました。
今回の巡視は、「図書館」「総合情報センター」において行われました。
巡視の結果、産業医からパソコン等の配線を整理するよう指摘があり、改善を図りました。
今後も、事故を未然に防ぎ、教職員が安全で衛生的に活動できるよう、注意喚起を続けていきます。
9月14日に令和3年度専攻科学力選抜試験(前期)を実施しました
9月14日(月)に、令和3年度専攻科学力選抜試験(前期)を実施しました。
受検者は、機械・制御システム工学専攻4名、電子・情報システム工学専攻6名です。
この後、9月18日(金)に合格発表が行われます。
9月12日にパソコン甲子園(予選)に出場しました
9月12日(土)に開催された高校生対象のプログラミングコンテスト「パソコン甲子園」のプログラミング部門(予選)に、システム研究部員が出場しました。
津山高専では総合情報センターの情報演習室Bを競技会場とし、3年生以下の部員が2名ずつの6つのチームを組んで予選に挑みました。
競技が始まると公式サイトで問題が提示され、問題を解くためのプログラムを、C, C++, Javaのいずれかの言語を使って作成します。
参加チームは、13時30分から16時30分の3時間にわたって、パソコンに向かって黙々とプログラム作成に取り組みました。
今年度は、本戦も11月14日(土)にオンラインで実施される予定です。
予選の結果は、9月24日(木)にパソコン甲子園公式サイトで発表されます。
9月12日にジュニアドクター育成塾(第3期)開講式を開催しました
9月12日(土)にジュニアドクター育成塾の開講式を実施しました。
ジュニアドクター育成塾は、科学技術分野に高い意欲や突出した能力を持つ小中学生を発掘し、数理・情報分野の学習を通じてその能力を伸ばす体系的な取り組みです。
今年はコロナウィルスの影響で、予定より2か月遅れての開講となりました。
初めに行った開講式では、ジュニアドクター育成塾の活動について説明がありました(左の写真)。
続けて、洋学資料館・学芸員の田中美穂先生を講師に迎え、津山の地で科学を学ぶ意義として、津山洋学について講演いただきました(左の写真)。
講演では、津山の蘭学者である宇田川榕菴や箕作阮甫の業績について学びました。
後半は、今後の受講に使用するコミュニケーションツールMicrosoft Teamsについて、課題の確認・提出の仕方、先生への質問の仕方などの操作手順を学びました。
本活動は、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。
9月10日に電気学会電力・エネルギー学会で専攻科生が研究成果を発表しました
9月9日(水)~11日(金)にオンラインで開催された令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会において、専攻科機械・制御システム工学専攻1年の宮邉澪樹くん(電気電子システム系・桶研究室)が、研究成果を発表しました。
講演論文の題目は次の通りです。
○宮邉・宝官・桶・山田:「マイクロCPV+モジュールのフィールド試験」
この学会は、電力・エネルギー分野の専門家や大学院生などがあつまる大規模なものです。
新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となりました。
宮邉君以外の講演者はプロの研究者や大学院生ばかりでしたが、落ち着いて発表することができ、質問にも的確に答えることができました。
9月7日に令和3年度編入学者選抜試験合格者を発表しました
9月7日(月)午前9時に、津山高専掲示板において、令和3年度編入学者選抜試験合格者を発表しました。
合格者は、先進科学系1名、電気電子システム系1名、情報システム系2名の計4名となりました。
合格された方には、充実した学生生活を送っていただけるよう、万全の準備をしてお待ちしています。
9月3日に一時帰国していたタイ留学生が再来日しました
本校に在籍する一部の留学生は春休み期間に一時帰国をし、コロナウイルス感染症防止策のために、再来日することができておりません。
そこで、登校禁止期間終了後も、母国にいる留学生たちはオンラインで学び、本校の学生や教職員と交流をしておりました。
そのようななか、タイ留学生が9月3日(木)に再来日を果たしました。
学生は14日間の指定先での待機を終えた後、岡山入りし、9月下旬より在学生とともに学びます。
タイ留学生との再会が学生たちにとって、良い刺激となることを期待しています。
また、現在も母国で来日を待つ留学生の早期来日が望まれます。
津山高専では、そのような留学生を含め、学生たちのサポートに努めてまいります。
9月1日に令和3年度編入学者選抜試験を実施しました
9月1日(火)に、令和3年度編入学者選抜試験を実施しました。
高等学校卒業者を4年次に受け入れるもので、本年度は4名の受検者が、学力検査と面接による選抜試験に臨みました。