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環境問題への取り組み事例

 環境問題に取り組んでいる津山高専の事例を紹介しています。

環境教育関連科目(令和5年6月更新)

  •  授業内容に環境問題を取り上げた科目が本校のカリキュラムにどれだけあるかの点検を実施しました(平成18年11月14日)。
  •  授業内容に環境問題を取り上げた科目の調査を受けて、平成19年度以降、環境教育関連科目として開講する科目を設定し、シラバスに掲載する教育課程系統図および該当科目シラバスに環境教育関連科目であることを示すこととしました。
令和5年度環境教育関連科目一覧
科目名 開講系 学年
公共Ⅰ 共通 1年
技術者倫理 共通 5年
環境科学 共通 5年
電気応用と環境 電気電子システム系 4年
工学倫理 専攻科 1年
環境科学特論 専攻科 1年

学生寮におけるリサイクルと美化(令和5年6月更新)

 津山高専の学生寮には寮生会があり、11の専門委員会を設置して各種の活動を自主的に行っています。この中に、環境に関係した環境委員会と清掃委員会があります。
 環境委員会は、月2回のリサイクル物品(アルミ缶・新聞紙・雑誌・ペットボトルなど)を回収し業者に引き渡すことを業務にしています。また、毎年4月には新入寮生向けのリサイクル研修会を行っています。
 一方、清掃委員会は、寮内の清掃分担表や点検表の作成と立ち会い・指導を行います。
 環境に関連した取り組みは平成12年度頃から活発化し、「人間にも環境にも快適な寮生活をめざして」を合い言葉に取り組んでいます。

ペーパーレス化(令和5年6月更新)

 津山高専では、各種委員会等の議事録や資料を電子化し、共通の文書サーバ上に蓄積しています。
 各委員会の議事録が完成すれば、担当部署が文書サーバ上に転送し、議事録が公開されたことを電子メールで通知するようになっています。これにより、各委員会の動きが速やかに周知されるとともに、事前に目を通して教員会議に臨んでもらうことで、紙による報告書の当日配布を中止でき、説明時のプロジェクタによる提示だけにしました。
 この取り組みは平成12年度からはじまり、紙使用量の削減になっています。例えば、平成18年度7月の教員会議では、11委員会の報告があった。紙媒体であればA4で30枚必要で、これを出席者80名に配布すると、報告が少なかった7月でも2400枚の削減になったと推定できます。
 このほか、会議開催通知や連絡事項の電子メール化や関連資料のグループウェア上での電子媒体による公開と相まって、紙の使用を削減できています。

省エネ啓発活動の強化(令和5年6月更新)

津山高専では、省エネに関する啓発活動を年に2回実施してきましたが、昨今の状況を鑑みて令和4年7月より毎月実施することとし、更なる省エネ啓発に努めています。

最近の出来事(令和5年7月更新)

 社会貢献推進の一環として、学生による学外清掃活動を実施しています。
 活動は学生が自主的に行っています。清掃範囲は学校周辺の道路や住宅地域で、ゴミの投げ捨て等が目立つ箇所を重点的に実施しています。

学生による校外清掃活動
学生による校外清掃活動

 活動時間は2か月に1回の清掃日の放課後で、4クラスずつが順番で担当しています。
 参加学生は熱心に清掃を行い、毎回相当量のゴミを回収しています。

学生による校外清掃活動
学生による校外清掃活動

 学生は美化に貢献する充実感とともに、そもそもゴミを投げ捨てさせないようにしたいという願いを強く感じているようです。
 それ以外に、学生会の美化委員会による校内外清掃を不定期に行っています。