2023年第4回インフラマネジメントテクノロジーコンテストにて「日本管財ホールディングス賞」を受賞

2023年第4回インフラマネジメントテクノロジーコンテストに、先進科学系5年生の山本雅稀さん、機械システム系5年生の石川一希さん、牛丸琉太さんによるチーム「ホリソツ」が参加し、プラチナ賞の1つである「日本管財ホールディングス賞」を受賞いたしました。

3人はそれぞれ社会的影響、技術面、動画・資料作成を担当し、VRでダムを体験するための作品を作りました。
(指導教員:機械システム系 堀講師)
パワーアカデミー主催の第6回電気工学教材コンテストにおいて優秀賞を受賞しました

パワーアカデミーが主催し電気学会が協賛している「第6回電気工学教材コンテスト」において総合理工学科電気電子システム系4年生の米山苺さん、野崎桃花さん、宗安沙矢さん、先進科学系4年生の藤田桃歌さん、機械システム系3年生の
塚越珠雫さんらのグループが、優秀賞を受賞しました。
○作品タイトル:「電子工作を利用したバイオマス発電を理解する学習教材」(講義プログラム)
参加者:米山苺、野崎桃花、宗安沙矢、藤田桃歌、塚越珠雫、神田尚弘(技術職員)、嶋田賢男(指導教員)、西尾公裕(指導教員)
「第6回電気工学教材企画コンテスト」の募集は以下のとおりでした。
応募資格:高等専門学校本科生・専攻科生、大学生、大学院生
募集教材のテーマ:「SDGs×電気」を題材とした教材の募集
教材対象者:中学生

本作品は全系横断演習で取り組んできた内容です。
再生可能エネルギーの一つであるバイオマス発電について学習し、環境にやさしい発電への理解を深めることができる教材を作成しました。
作成したパワーポイント資料を用いて、SDGsの概要、再生可能エネルギー、バイオマス発電とその事例、バイオプラスチックなどの説明を行います。
その後、牛乳プラスチックとLED点灯電子回路を組み合わせた電子工作を体験することで、環境にやさいいモノへの関心を高めることができる教材になっています。
全系横断演習では、特に牛乳プラスチックが作成できること、LED点灯電子回路が正常に動作することを実験により確認してきました。
そして、教材に関する資料などを作成して、令和5年11月にパワーアカデミーに提出し、このたび優秀賞を受賞することになりました。

審査員から「教材の構成も丁寧に説明されており評価できる点は多い。」などのコメントがあり、非常に高く評価されていました。
3月14日(木)に徳島大学で開催された電気学会全国大会において表彰式がありました。
表彰式では、表彰状授与後、米山さん、野﨑さん、宗安さんによるプレゼンテーションもありました。
表彰式には多くの大学教員や大学生らが参加しており、少し緊張もしたようですが、堂々と発表することができました。
今後は提案した講義プログラムを近隣の中学校で実施したいと考えています。
(指導教員:電気電子システム系 西尾教授、嶋田准教授)
クライミング同好会の学生が高体連登山部優秀選手賞を受賞しました

クライミング同好会の機械システム系3年の渡邉颯大くん、電気電子システム系3年の末長宏忠くんの2名が令和5年度岡山県高等学校体育連盟登山部優秀選手賞を受賞いたしました。
過去の全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会の岡山県代表選手として選ばれた成果などが、岡山県高体連登山部の発展に大きく寄与したと認められたものによります。
「高専ワイヤレステックコンテスト2023」で本校本科5年生が「NTTコミュニケーションズ賞」を受賞いたしました

3月1日(金)にAP日本橋において、「高専ワイヤレステックコンテスト (WiCON) 2023」の本選大会が開催されました。
昨年、函館高専との合同チーム「The Microwave Masters for Snow Zap」の一員として本校本科5年生の小早川七海さん、日笠汐菜さん、吉井風華さんが、「電波が漏れないワイヤレス給電で実現する豪雪災害防止用マイクロ波融雪ロボット」というテーマで、本コンテストの「ワイヤレス基礎技術部門」の予選へ参加、見事予選を通過いたしました。
その後、本選大会への出場を目指して採択テーマの研究を進めてきましたが、惜しくも本選大会への出場は逃しました。
しかし、それまでの研究成果、および本選大会において同時開催されたポスターセッションにおける発表が評価され、見事「NTTコミュにケージョンズ賞」を受賞いたしました。
本コンテストで得られた成果は研究室の後輩へと引き継がれ、さらなる成果のために次年度以降も研究が進められます。
(指導教員:電気電子システム系 山本准教授)
専攻科生が電気学会中国支部奨励賞を受賞しました

専攻科電子・情報システム工学専攻1年の小林美月さんが、2023年度(第74回)電気・情報関連学会中国支部連合大会で発表した論文が、電気学会中国支部奨励賞を受賞しました。
受賞対象講演論文は以下の通りです。
○小林・西尾:「イメージセンサの画素回路を用いた音源方向検出回路」
この研究では、動物の聴覚機能に基づいて、対象物体の音の方向を検出する電子回路・LSIの実現を目指しています。
このようなLSIは、将来の小型ロボットなどに応用することが期待されています。
そのなかで、小林さんは、イメージセンサの画素回路の構造に着目し、シンプルで安定に動作する音源方向検出回路を提案し、LSIを設計してきました。
その研究成果を電気・情報関連学会中国支部連合大会で、堂々と発表することができました。
この受賞は、指導教員としても大変うれしく思っています。
小林さんの今後の活躍に期待したいと思います。
(指導教員:電気電子システム系 西尾教授)
専攻科2年生が2023年演算増幅器設計コンテストにおいて第3位に入賞しました

専攻科電子・情報システム工学専攻2年の尾川侑希さんが、応用科学学会が主催している「演算増幅器設計コンテスト」の「試作の部」において、第3位に入賞しました。
本コンテストは、電子回路の汎用能動素子である演算増幅器の設計、試作、評価を通して、アナログ集積回路技術全般を習得した、実社会に通じるアナログ回路技術者を高等教育機関から輩出することを目的としており、多くの大学院生、大学生、高専生らが参加しています。
本コンテストには、演算増幅器を実際に集積回路(LSI)として実現し、その特性を競う部門(試作の部)および参加者の設計内容を計算機シミュレーションにより評価する部門(シミュレーションの部)の2つの部門があります。

尾川さんは、今年度に入ってから演算増幅器をLSI化するためのレイアウト設計を行い、5月末に設計データを提出しました。
提出した設計データからLSIが作製され、10月に納品されました。
このLSIを測定することで、設計した回路が演算増幅器として動作していることを確認しました。
2024年1月26日(金)に、東京工業大学大岡山キャンパスで開催された演算増幅器設計コンテスト発表会で、試作した演算増幅器について発表しました。
写真(上段)は発表会の様子です。
昨年、一昨年と尾川さんはこのコンテストに応募していましたが、試作したLSIがうまく動作することがなく、非常に悔しい思いをしてきました。
今年度試作したLSIは演算増幅器として動作しており、この3位入賞は、指導教員としても大変嬉しく思っています。
尾川さんの今後の活躍に期待したいと思います。
(指導教員:電気電子システム系 西尾教授)
「Joint Workshop TJMW & AWPT 2023」で本校専攻科生が「AWPT Best Student Award」を受賞しました

12月13日(水)~15日(金)に KMUTT Knowledge Exchange fort Innovation Center (Bangkok, Thailand) において、国際ワークショップ「Joint Workshop Thailand-Japan Microwave (TJMW) & Asian Wireless Power Transfer Workshop (AWPT) 2023」が開催されました。
この国際ワークショップにおいて電子・情報システム工学専攻1年生の小橋健生さんが日頃の研究成果を発表し、見事「AWPT Best Student Award」を受賞しました。
この賞は、当該ワークショップで発表した学生の中で特に優れた研究発表を行った3名に授与されるものです。
今後は、2024年9月にフランス パリで開催される国際会議「European Microwave Week 2024」へ論文投稿するために、より一層研究に励む予定です。
(指導教員:電気電子システム系 山本准教授)
電子情報通信学会誌1200号記念特集「100年後の情報通信が支える未来予想図」に関する作品募集において優秀賞を受賞しました

電子情報通信学会誌1200号記念特集「100年後の情報通信が支える未来予想図」に関する作品募集[高校生・20歳以下絵画・イラスト部門](主催:一般社団法人電子情報通信学会)において、総合理工学科機械システム系3年生の塚越珠雫さんが「優秀賞」を受賞しました。
作品タイトルは「私の思う100年後の未来」です。
現在よりも情報通信が発展するであろう100年後を想像して、A4用紙1枚のイラストを作成し、説明文を添えて応募しました。
この作品は3年次の全系横断演習Iで実施したものであり、塚越さんは、演習に真剣に取り組んだ結果、本賞を受賞することができました。
この受賞は、指導教員としても大変嬉しく思っています。
塚越さんの今後の活躍に期待したいと思います。
(指導教員:電気電子システム系 西尾教授)
専攻科生がテクノアイデアコンテスト「テクノ愛2023」で優秀賞を受賞しました

電子・情報システム工学専攻の下山朗弘君(中道中出身)、藤沢良介君(吉備中出身)、筆保光里君(北陵中出身)がテクノアイデアコンテスト「テクノ愛2023」で優秀賞(第3位相当)を受賞しました。
このコンテストは、テクノ愛実行委員会が主催し、公益財団法人京都技術科学センターと京都大学産官学連携本部が共催し、文部科学省や近畿経済産業局、京都府教育委員会、京都市教育委員会などが後援し、大阪大学共創機構などが協賛する科学技術に関するアイディアを競うコンテストで、大学の部と高校の部があります。
書類審査で最終審査に進める9件が選ばれ、最終審査では学園祭中の京都大学でプレゼンテーションを行いグランプリや準グランプリなどが決まります。
本校専攻科生は「傘の置き忘れ防止装置の開発」 というタイトルで大学の部に応募しました。
今年度の大学の部は64件の応募がありました。

このコンテストへの参加は専攻科の授業の「特別実験」の一環です。
実験の目的は、技術の深化、コミュニケーション力やプレゼンテーション力の向上、チームワーク力の向上です。
この目的を達成するための課題として技術コンテストへ参加しています。
彼らは、この課題に取り組むことでこれまで学んできた技術やスキルをさらに深化させ、より高度なプログラミングや回路の設計・製作を行っただけでなく、チームワーク力・コミュニケーション力を発揮し、短い開発期間でも審査に耐えられるだけの機器を開発しました。
また、カギや財布などの置き忘れ防止装置が市販されている中で、既存の製品との差別化を図り、その新規性を審査員にしっかり理解してもらえる発表ができたことも受賞につながったでしょう。
上の写真は、発表する筆保君(左)、藤沢君(中央)、下山君(右)で、下の写真は「テクノ愛2023」の案内板の前で優秀賞の盾と副賞の目録(10万円分の図書券)をもつ3人です。
これからも、この経験を活かして社会に役立つ人材に育ってくれることを期待しています。
(指導教員:電気電子システム系 中村重之)
専攻科2年生が2023年電気学会電子・情報・システム部門大会で優秀ポスター賞を受賞しました

専攻科電子・情報システム工学専攻2年の尾川侑希さんが、8月30日(水)から北海道科学大学で開催された2023年電気学会電子・情報・システム部門大会で、優秀ポスター賞を受賞しました。
発表題目は次の通りです。
○尾川・西尾:「昆虫の視覚システムに基づく動き検出基本回路の設計」
この研究では、動物の視覚システムと同等の機能を有するセンサ・集積回路の実現を目指しています。
その中で、尾川さんは、昆虫の視覚情報処理に興味を持ち、対象物の移動方向や速度を検出する集積回路を設計してきました。
その研究成果を電気学会電子・情報・システム部門大会で、堂々と発表することができました。
この受賞は、指導教員としても大変嬉しく思っています。
尾川さんの今後の活躍に期待したいと思います。
(指導教員:電気電子システム系 西尾教授)
電気学会電力・エネルギー部門大会でYPC優秀発表賞を受賞しました

電気学会電力・エネルギー部門では、若手研究者のポスター発表を対象としてヤング・エンジニア・ポスター・コンペティション(YPC)を開催しており、29歳以下のポスター発表者のうちとくに優れた発表者が「YPC優秀発表賞」に選出されます。
9月4日(月)~6日(水)に愛知工業大学で開催された令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会で発表した総合理工学科電気電子ステム系5年の山下諄さんは、若手研究者や修士課程・博士課程の大学院生など約80名の発表者のなかでとくに優秀な発表と認められた7名に贈られるYPC優秀発表賞を受賞しました。
発表題目は次の通りです。
山下、桶、大竹:「太陽光発電システムの過積載の増加が広域の太陽光発電電力予測に及ぼす影響」

山下さん以外の受賞者は大学院生ばかりですから、高専生でしかも本科生としての受賞は快挙です。
おそらく、史上もっとも若い受賞者であり、高専生としても二人目だと思います(一人目は津山高専の専攻科生)。
今回の受賞は、山下さん本人にとっては今後の学生生活において大きな励みになるとともに、津山高専および高専にとってもたいへん名誉なことだと思います。
写真は上段が山下さんの発表の様子と、下段が表彰式の様子で、山下さんは左端です。
(指導教員:電気電子システム系 桶教授)
内燃機関部が3位入賞!! Honda エコ マイレッジ チャレンジ2023 第36回 鈴鹿大会(グループⅢ)

梅雨の合間の恵まれた天候の中、6月10日(土)に鈴鹿サーキットにて開催された第36回鈴鹿大会へ、内燃機関部(専攻科生を中心としたチーム10名)が参加いたしました。
先輩から引き継がれたノウハウと、独自開発に成功したエンジンコントロールユニットやトルク測定装置などの緻密な装置が配された車両により16チーム中第3位(燃費:295.959km/L)という快挙を達成しました。

正式な結果につきましては、こちらをご確認ください。 No11_グループⅢ_正式結果表

内燃機関部の学生たちは、自ら車両開発における問題点や改良点を見出し、本科の卒業研究、専攻科の特別実験(デザインプロジェクト)の活動とも並行しながら学習を続けています。
1回あたりの燃料噴射量までもエンジンコントロールユニットにより緻密にコントロールしながら、また、ドライビング技術や公式走行におけるラップタイムや週回数の管理体制についても構築してまいりました。
それぞれがそれぞれの役割を責任をもって果たすことにより素晴らしいチームワークが形成され、今回の成果を収めることができました。

大会中は、選手受付から始まり、燃料供給・計測、装備品検査/車検、ドライバーズブリーフィング゙、練習/調整走行、そして競技会と、それぞれ決められたタイムテーブルのなかで行動することが求められます。
事前に全員で打合せを実施し、予定通り問題なく進行する学生たちの姿に感動しました。
本活動について多大なご寄付を賜りました佐藤様をはじめ、応援に駆けつけてくださいましたご家族の方々に心より感謝申し上げます。
大きなお力添えをいただきました。
また、大会関係者の皆様、本校技術部の職員の皆様、後援会・事務関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
引続き、内燃機関部へのご声援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
5月24日に津山高専と萩原工業株式会社との包括連携・協定に関する協定調印式を挙行いたしました

5月24日(水)に津山高専と萩原工業株式会社との包括連携・協定に関する協定調印式を挙行いたしました。
調印式には、津山高専岩佐健司校長、萩原工業株式会社浅野和志代表取締役社長及び関係者が出席し、協定書に調印しました。

このたびの協定により、萩原工業株式会社と津山高専の双方が有する人材・物的資源を有効に利用して、地域の活性化と産業の発展が期待されます。
令和5年春の叙勲の受章者本元基司先生が来校されました

春の叙勲で瑞宝小綬章を受章された本校名誉教授の本元基司先生が、5月17日(水)に本校に御礼のご挨拶に来られました。
瑞宝章は、公務等に長年従事し、功労のある方に授与されるものです。
本元先生は本校で39年間、教育研究活動と校務に尽力されました。
昨年までは新型コロナウィルスの影響により、本校で伝達式を行っていましたが、今年は文部科学省主催の伝達式が開催されました。
本元先生は岩佐校長と面会して謝辞を述べられ、岩佐校長からは受章のお祝いの言葉がありました。
パワーアカデミー主催の第5回電気工学教材コンテストにおいて日本電気協会賞を受賞しました

パワーアカデミーが主催し電気学会が協賛している「第5回電気工学教材コンテスト」において、総合理工学科電気電子システム系5年生の松田龍弥さん、横山優人さん、ファーサイさんらのグループが、特別賞である「日本電気協会賞」を受賞しました。
○作品タイトル:「回路シミュレータと自作実験装置を使って電気回路の基礎と英語を学習しよう!」(講義プログラム)
参加者:松田龍弥、横山優人、ファーサイ、西尾公裕(指導教員)
「第5回電気工学教材企画コンテスト」の募集は、以下のとおりでした。
応募資格:高等専門学校本科生・専攻科生、大学生、大学院生
募集教材のテーマ:「電圧と電流」を題材とした教材企画の募集
対象年齢:中学生

本グループの作品は、4年次の全系横断演習Ⅱ(後期)で実施した内容です。
電子回路シミュレータLTspiceと自作実験装置を使って電気回路の基礎を学習する講義プログラムを考えました。
ブレッドボードとディジタル電圧計などを使った自作実験装置により、電気回路の実験が簡単にできるようになります。
3人で役割を分担し、演習に真剣に取り組んだ結果、本賞を受賞することができました。
今後は、提案した講義プログラムを近隣の中学校で実施したいと考えています。
(指導教員:電気電子システム系 西尾教授)