2月24日に津山高専技術交流プラザ・津山商工会議所合同産学連携交流会が開催されました

2月24日(木)に、「津山高専技術交流プラザ・津山商工会議所合同産学連携交流会」がオンラインにて開催され、津山高専教職員および津山高専技術交流プラザ会員企業、津山商工会議所会員企業、津山市職員と、多くの方々が参加しました。
今回は、以下の方々を講師に迎え、「取引先企業とともに取り組む環境負荷低減」をテーマに、ご講演いただきました。
株式会社日立ハイテクCSR本部 本部長 飯泉 紀子 様
サステナビリティ推進部 部長 髙木 尚子 様
部長代理 片倉 彰浩 様
部長代理 柴宮 信 様

講師の皆様は“取引先とともに取り組む環境負荷低減”と題し、喫緊の社会課題であるカーボンニュートラルに向かう変化の中の企業として、事業者が自社の製造・生産で排出するCO2削減に取り組むScope1,2に加えて、BtoBの事業活動におけるサプライチェーンを通じた排出削減のScope3について、温室効果ガス排出量算定の国際的スタンダードのGHGプロトコルに基づく算出に加え、自社製品の輩出量原単位の設定など、ゼロから取り組まれた経緯をご紹介いただきました。
また、協力関係にあるサプライチェーンの一部を担う顧客企業への提案や、その苦労をお話くださいました。
非財務価値の一つとしての脱炭素化の取り組みが、ステークホルダーから選ばれる指標になることを、平易な言葉でご説明くださいました。

カーボンニュートラルは喫緊の課題であり、世界的な枠組みが動きつつある中であるが、一方で講師の皆様は企業のカーボンニュートラルの取り組みについて、各企業がそれぞれの実態に合わせ、持ちつ持たれつの関係で乗り切って欲しいとのコメントをくださいました。
SDGs時代の企業の在り方を教えていただいたように思います。
産学官が互いに信頼し、支えあい、さまざまな課題に日々取り組んでおられる津山高専技術交流プラザ会員の皆様にとりましても、良いご講演だったのではないでしょうか。

また、本校の松田キャリア教育委員長より、津山高専における学生の進路状況や傾向についての報告があり、充実した交流会となりました。
津山高専技術交流プラザは、津山高専と津山産業界等との交流を深めることにより、地域産業の発展に寄与するとともに、津山高専の教育研究の振興を図ることを目的としており、さらなる産学交流のため、津山商工会議所との合同産学連携交流会を開催しています。
2月16日に第2回学びのジャンクション ~異分野交流セミナー~ を開催しました

2月16日(水)に、令和3年度第2回学びのジャンクション ~異分野交流セミナー~ を開催しました。
講師は、今年度で津山高専を退職される本校の2人の教員(大田肇、杉山明)で、それぞれ、約1時間の講演を行ってもらいました。
大田氏の講演タイトルは、「『強い個人』を追い求めた、津山高専での34年の軌跡」でした。
強い個人とは何かというテーマをもとに、高専での印象的な出来事、戦争、憲法、自己決定と責任、家族、死といった非常に考えさせられる話題が提供されました。

杉山氏の講演タイトルは、「仕事が自分を作る」で、津山高専の教職員へ4つのメッセージが伝えられました。
1.何にでも率先して、まずやってみるという気持ちをもつ方がいろいろな面でうまくいく。
2.100%を目指すのではなく、継続できるようにペースを保つことが大切である。
3.井の中の蛙にならないためにも絶えず外に新しい知人を作っていこう。
4.教員の要望を適切にサポートしてくれる津山高専の事務職員の方々の能力の高さは我々の誇りである。
以上、非常に有意義なセミナーとなりました。
2月15日に「全国高校生読書体験記コンクール」の表彰式が行われました

「第41回全国高校生読書体験記コンクール」において、総合理工学科電気電子システム系3年の鍋谷侑輝くんが入選し、2月15日(火)に本校校長室で表彰式が行われました。
応募作品は、前期末の国語の課題として取り組んだものです。
鍋谷くんは小川洋子著『人質の朗読会』を読み、生を感じさせてくれ、人生に潤いを与えてくれる経験の大切さについて、考えを述べました。

本コンクールでは、校内予選で選ばれた5編が各都道府県での地方選考に進み、そこで上位5編に選ばれると入選となります。
鍋谷くんの作品は、各都道府県の上位1編を対象とした中央選考には進めませんでしたが、日頃の読書量がうかがえる力作で、岩佐校長からも視点の鋭さに対しお褒めの言葉をいただきました。
2月15日に労働安全衛生規則第15条に基づく「産業医による職場巡視」を実施しました

津山高専では、教職員の安全意識の向上と職場環境の改善に取り組んでいます。
労働安全衛生規則第23条に基づき、毎月1回安全衛生委員会を開催し、その後、安全・衛生という観点で各職場の巡視を行っています。
通常業務時や災害発生時の事故の未然防止も、その目的の一つです。
今月の15日(火)に、今年度第11回目の職場巡視を実施しました。
今回の巡視は、「情報系マルチパーパスルーム」「物理実験室(ものづくり系マルチパーパスルーム)」および「生物系マルチパーパスルーム」において行われました。
巡視の結果、情報系マルチパーパスルーム内書棚の上にあるダンボール箱撤去や、消火器が室内物品で隠れているため、整理整頓するよう関係者へ改善依頼しました。
このように定期的に巡視することで事故等を未然に防ぎ、危険を予測し不要物の撤去を依頼するなど、教職員の安全で衛生的な活動場所を確保しながら、お互いに安全意識を高める努力をしています。
2月13日に令和4年度学力選抜試験を実施しました

2月13日(日)に、令和4年度学力選抜試験を実施しました。
合格者の発表は、3月1日(火)です。
2月8日に次年度向け海外研修説明会を開催しました

2月8日(火)に、次年度向けの海外研修説明会をオンラインで開催しました。
津山高専では、グローバル化に対応できる国際的技術者育成のため、さまざまな海外研修を実施しています。
説明会には、学生や保護者・教職員あわせて57名が参加し、プログラムごとに担当教員がプログラムの内容や魅力について説明しました。
また、機械システム系5年國米瑞季さんと長沼沙良さんが、先輩の体験談を発表してくれました。

本年度も新型コロナウイルス感染症の影響より、海外研修はすべて中止となったものの、協定校等と協力し、オンラインや学内で国際交流イベントを実施し、交流しました。
来年度の研修の実施の可否については、現状では未定ではありますが、世界情勢を考慮しながら検討していく予定です。
津山高専国際交流に関する情報は、津山高専国際交流専用ホームページ(外部リンク)にて随時発信しておりますので、ご覧ください。
2月4日にオンラインにて第2回"EReTTSa"シンポジウム~SDGs時代の地域活性~を開催しました

2月4日(金)にオンラインにて、本校と国立大学法人岡山大学、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センターの合同で、相互に締結している連携協力協定の趣旨により、「"EReTTSa"シンポジウム~SDGs時代の地域活性~」を開催しました。
本シンポジウムは、三機関が有する産学官連携機能を有効的に活用した取組に着目し、津山工業高等専門学校と日本原子力研究開発機構が位置する作州地域に目を向け、三機関が協力して作州地域のさまざまな課題や要望に取り組むことで、作州地域を盛り上げることを目指し、作州地域の自治体や商工団体と三機関が連携するきっかけとなるよう開催しています。
第2回目の開催となる今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で完全オンラインでの実施となったものの、各機関の教職員や地元企業から約70名の参加があり、盛況に開催することができました。

今年は、各機関の活動をSDGsに則って紹介いただき、作州地域の地域活性に何が必要かという切り口で、活発な議論が交わされました。
また、今年度は岡山大学学生・本校学生会の発表の場も設けられ、学生の立場でSDGsとの関わりの説明を行いました。
オンライン開催が不慣れで至らぬ点も多々あったかと存じますが、皆様のご協力の下で大禍なく終了することができました。
講演者の皆様および関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。
※"EReTTSa"について
教育(Education)、研究(Research)、技術(Technology)でつながる三機関によるトライアングル(Triangle)が、作州地域(Sakushu area)が抱える社会課題などに取り組んでいくこころみを"EReTTSa"(エレッサ)と名付けました。
2月4日に "After School English Online" を開催しました

2月4日(金)に、"After School English Online"を開催しました。
今年度は、新型コロナウイルスの影響で、前期はオンラインでの実施が続きました。
後期になると、待望の対面での実施も実現したものの、現状の新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、再度、オンラインでの開催となりました。
今回は、岡山大学からフィリピン・韓国・インドネシア出身の留学生3名が参加し、グループトークを行いました。
グループトークでは、参加者は「自分の好きなもの(おすすめしたいもの)の紹介」を英語で行ったあと、「2021年の振り返りと2022年にやりたいこと」を一人一人話していました。
また、昨年12月に行われたイベントから引き続き参加した学生は、留学生ともすっかり顔馴染みとなり、時間が経つのも忘れて盛り上がっているようすでした。
今年度最後となるイベントはオンラインでの開催となりましたが、全員楽しんでいたようすでした。
"After School English"は次年度も開催予定となっており、ぜひまたよろしくお願いします。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。