お問合せ
トップ学科紹介専攻科 > 専攻科長からのメッセージ

専攻科長からのメッセージ

専攻科
専攻科長 中村重之

専攻科長 中村重之

 本校専攻科は平成9(1997)年に設置され、今年で27年目となります。機械・制御システム工学と電子・情報システム工学の2専攻で構成され、これまでに500人超の修了生を世に輩出しています。専攻科の特色は、1.特別研究、2.教育環境、3.企業および地域社会との連携、4.国際的な水準に達した教育の実践、5.国際交流です。授業時間の約半分が研究活動に割り当てられており、それにより研究開発能力、問題発見・解決能力、チームワーク力、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を養います。校内外での研究発表も積極的に行っています。本校の本科から進学すれば、慣れ親しんだ環境(教員も含めて)で日本技術者教育認定機構(JABEE)に認定された技術者教育プログラムを履修します。地域とのつながりも多く、近隣の企業との共同研究や技術協力も積極的に推進しています。また,キャリア教育の一環として地域企業のご協力を得てボランティアレクチャーと称する講演を実施しています。これは学生のキャリア形成の参考として貴重な機会を提供しています。国際交流にも力を入れていて海外でのインターンシップも推奨しています。専攻科の2年間の課程を修了し、(独)大学改革支援・学位授与機構に認められれば学士の学位が得られ、大学院への進学が可能になります。

 さて、昨今の科学技術の進歩、特に情報系のそれには目を見張るものがあり、皆様も生成AI、IoT、サイバーセキュリティ、半導体などの言葉を聞かない日はありません。高専機構は、高専発!「Society 5.0型未来技術人財」育成事業(GEAR 5.0/COMPASS 5.0)というプロジェクト立ち上げ、これらの人勢育成に注力しており、さらに情報技術者の育成を拡大していく計画で本校専攻科でも対応を考えています。また、昨今の半導体産業の動向を見据え、GEAR 5.0/COMPASS 5.0では、半導体人材育成事業も行っていて、本校専攻科では、これにも対応しつつあります。

 加えて昨年度、文部科学省が公募した「高等専門学校スタートアップ教育環境整備事業」に採択され、起業家マインドを持った学生の育成をも目指しています。この事業には学科や学年を超えて取り組むことが期待されており、専攻科性にも取り組んでほしいと思っています。また、学年進行によって、そのような教育を受け経験を有する学生が今後、専攻科に入ってきますので、それにも対応する必要があると感じています。

専攻科生

国際ワークショップで研究成果を発表し「AWPT 2024 Student Award」を受賞した専攻科生

 このように激変する世界に対応し、人類の進歩と幸福に寄与できる実践的で創造的な技術者の育成を目指して、津山高専専攻科も努力していく所存です。