
ポスター発表する近本
「第29回 岡山リサーチパーク研究・展示発表会」に参加してきました。
この研究・展示発表会は各企業・機関がその成果を積極的に事業化に向け産学官連携して推進することを目的として行われております。ポスター発表が軸の会となっており、ポスター発表を通してたくさんの方々とお話しすることができました。また、多くの分野の研究が発表されており、大変勉強になりました。たくさんの方々と話して自分の研究で産学官連携を考えるとき、工業的に応用するときにどこかを明確にしておくことが改めて重要だと感じました。
まだまだ研究者として発表経験が少ないので、多くの場で発表し議論して経験を積んでいきたいです。
(近本)

採択された研究テーマ
日本鉄鋼協会の「第34回 鉄鋼研究振興助成」に申請した半田祥樹先生の研究テーマが採択されました。
研究テーマ名は「プラズマ窒化を用いたオーステナイト系ステンレス鋼の水素脆化防止処理」です。2025年度から2年間研究を行い、2025年度 から4年以内に日本鉄鋼協会の講演大会での発表と論文発表を行います。
(近本)

半田先生と談笑するプレ卒生
近本研と半田研で配属された学生と顔合わせ会をしました。
津山高専では4年生の後期から全系横断演習Ⅱという授業で研究室にプレ卒生として仮配属されます。近本研に3名、半田研に3名で合計6名が新たに配属されました。
これから配属された学生は勉強会や論文会を通して、
卒業研究でどのような内容にするか、学びながらテーマを探していきます。
今年度は、近本研と半田研と合同で勉強会や論文会を実施していくため、
卒研室も近本研と半田研で同室としました。
卒研室にいっぱいの学生を見ると、自分の大学時代の楽しかった研究室のことを思い出します。
彼らにも自分の時と同様に熱中して楽しんで研究をしてほしいですし、
いい思い出をたくさん研究室で作ってほしいと思います。
(近本)

ポスター発表する半田先生
9月18日から9月20日に開催されている金属学会の2024年秋期(第175回)講演大会に
半田先生と研究した内容をまとめてポスターをだしました。
現地では半田先生にポスター発表をおこなっていただきました。
ポスターのタイトルは「プラズマ窒化処理による医療用オーステナイト系ステンレス鋼ドリルの耐摩耗性向上」となっており、内容はオーステナイト系ステンレス鋼の耐食性を維持しながら耐摩耗性を向上させるプラズマ窒化法を医療用ドリルに適用した研究です。
私にとっては津山高専での初めての研究となりました。
ポスター発表でのディスカッションを取り入れて、さらに研究を進めてまいります。
(近本)

プラズマを用いた研究の説明

個性豊かに動くサッカーロボット
8月23日、24日の2日間で津山高専のオープンキャンパスが行われました。
私は高専に着任して1年目ですので、初めての高専でのオープンキャンパスでした。
総合理工学科の機械システム系の研究コーナーで研究を説明する役割でした。
説明の相手は中学生が中心ということもあって、
直前までは『どのようにわかりやすく説明すべきか』を考えていました。
しかし、オープンキャンパスが始まってみると理系志望の中学生たちが
自分から熱心に話を聞きにきて、わからないことには意欲的に質問があったので
私の心配は吹き飛びました。
彼らがこれからの産業を支えていく技術者・研究者になると思うととても力強いです。
また、高専3年生が全系横断演習という授業で作ったサッカーロボットの体験コーナーも行われました。動画を見るとわかりますが車体の形も一つ一つ異なっており、その影響で個性豊かな動きをしています。(ウイリーしているロボットもあれば低重心で滑らかに動いているロボットもあります。)
ボールのキープしやすさやロボットの壊れやすさに違いがあり、
中学生の方もサッカーロボットの操作を楽しんでいました。
大きな衝突をしてロボットが壊れると高専3年生のメンテナンス班が配線や車体の修理を迅速に行っていました。彼らは4月の授業が始まるまではロボットの専門知識もなく、一から製作でしたが、数か月で頼もしいエンジニアとして成長していました。
(近本)

高周波プラズマCVD装置

プラズマ窒化装置
お休みをとって愛知県にある愛知工業大学と母校の名城大学まで行ってきました。
来校の目的は博士論文の製本完了したので、
査読していただいた先生にご挨拶もかねてお渡しに行きました。
先生方と楽しくお話しできてとても貴重な時間を過ごしました。
昨年度まで私が所属していた名城大学アブラハ研究室を訪問してきました。
アブラハ研究室は主にプラズマを用いて材料の表面改質や処理の研究をしています。
アブラハ研究室では、プラズマ装置を4台(高周波プラズマCVD装置、プラズマ窒化装置、電子ビーム励起プラズマ装置×2台)も所持しています。
そこでは、学生たちが自ら考え研究計画を立案し、
学生自ら装置を運転し自立して研究をしています。
理想の研究室だと思います。
また、定期的に愛知県にいってアブラハ研究室を訪問したり、
先生方に会いに行きたいと思います。
(近本)

掲載されたトライボロジスト
博士課程の時に投稿した論文が日本トライボロジー学会のトライボロジストのVol.69,No.5に掲載されました。
タイトルは「メタンプラズマを用いたイオン照射によるPEEKとDLCの密着性向上」です。
この論文は、熱硬化性樹脂のポリエーテルエーテルケトン(PEEK)と硬質薄膜であり個体潤滑剤であるダイアモンドライクカーボン(DLC)の密着性に関する論文です。
内容は、メタンプラズマのイオン照射を行ったPEEK表面の官能基(C-O)の増加がPEEKとDLCの密着性向上に有効であることを示しております。
オープンアクセスの論文ですので、時間のある時にご一読ください。
(近本)

本日付で津山高専に着任しました近本 彬(ちかもと あきら)と申します。
まだ、わからないことばかりですので、これからよろしくお願いします。
前職は自動車部品メーカーの工場技術で設備の故障解析や改善活動をしておりました。
また、製造の方の困りごとに対しても対応しておりました。
そのため、高専でも製造業の方に寄り添った研究をしていきたいと考えております。
まだ、着任したばかりで研究はゼロからのスタートですが、
研究者として早く一人前になれるよう頑張ります。
今日は部屋の片づけをしていました。
(近本)