センター長挨拶

地域共同テクノセンター長 井上浩行

地域共同テクノセンター長

機械システム系 教授 井上 浩行

新型コロナウイルス感染症も昨年5月8日から5類感染症に移行したことで、以前のような対面での活動に戻りつつあります。この数年間は経験したことがない制約下での活動ではありましたが、津山高専の教育活動にご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

津山高専は、県北地域における唯一の工学系の高等教育機関であり、実践的な教育、研究ならびに地域社会への貢献も重要な役割です。津山高専地域共同テクノセンターは、地域社会と高専を繋ぐ窓口であるとともに、県北地域における産学官連携拠点として、地域経済の活性化に努めてまいりました。

本センターの活動内容としては、大きく二つ挙げることができます。一つは地域企業との連携であり、もう一つは地域の小中学校などの教育機関との連携です。地域企業との連携としては、企業の抱える課題に対して技術相談、受託研究、共同研究、企業への出前授業などを行っています。これらの活動を通して、地域企業の生の声に耳を傾け、本校教員が一緒に考え、その解決を行います。また、小中学校などの教育機関との連携としては、児童・生徒を対象とした公開講座や夏休み科学教室などの活動を行っています。これらの活動は、小中学生に科学の面白さや自然の奥深さを体験してもらうような内容で、親子で楽しめるように工夫しているものもあります。

津山高専ではこれまで以上に地域の皆様との繋がりを大切にし、次に挙げる目的に沿って地域貢献に努めてまいります。

・津山高専技術交流プラザをはじめとする産学連携事業等に積極的に取り組み、地域における産学官連携を推進するとともに、その成果を広く社会に発信する。

・地域のものづくり教育拠点や次世代の人材育成機関としての役割を果たすため、企業向け出前講座や、小中学生向けの公開講座及び出前授業を充実する。

・小中学生の理数系学習やIT技術への興味喚起を促進するため、知識の習得、活用、探究心を育む支援活動を推進する。

・地域自治体等の各種委員として地域に貢献する。

日本は高齢化と人口減少が進行しており、労働力の減少や市場規模の縮小が懸念されています。津山高専地域共同テクノセンターには、地域社会との連携を強化し、地域経済の活性化や地域課題の解決に貢献することが求められています。そのためには、これらの課題を克服し、地方企業の持続的な成長と発展を支援するために企業が持つ地域資源や特性を活かし、地域経済の活性化や地域社会の発展に向けて取り組むことが重要であると考えております。引き続き、津山高専の設備、人材、ネットワークを活用することで教育研究機能の向上と地域経済の活性化の推進のために、ご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。